悠々自適 ~早期リタイアの場合の問題とは?


 お元気ですか!
一人暮らし・老人支援ブログ/先憂後楽
寺田 淳です

 

 さて、最後に残ったのは
レアケースとは思いますが
それなりの貯えを
50歳前後で用意できた場合です。

無理に再就職や起業で苦労するよりも
悠々自適な早期リタイア生活に入ろうと
考える事も可能です。

定年まで勤めあげての退職金、
早期退職で加算された割増退職金等
それまでの貯えと合わせると、
なんとか行けるのではと考えるのも頷けます。

ですが、
税金が待ち構えています。
それも1年後に。

住民税は前年の収入をベースに課税されます。

 

よくプロ野球の選手が解雇された翌年に
前年の年俸がベースの課税に愕然となり、
自宅を売却、クルマを手放したとか
ニュースに出たりしますね。

まさにあれが
あなたに降りかかるわけです。

手元にある全てがあなたの自由になるわけでは
ないという事を、まず認識しましょう。

 

 では、具体的に早期リタイアを目指す場合
どのくらいの貯えを持つべきなのでしょう?

仮に55歳で早期退職し、 90歳まで暮すとします。

夫婦二人だけの一般的な生活費としても
月に平均して25~30万円は かかるでしょう。

すると、90歳までは残り35年。
月25万として、年間で300万円。
この35倍ですから1億5百万円。

無論、
63歳(現時点での話です)からは
年金支給が始まりますから
もう少しハードルは下がります。

とはいえ、その分を加味しても
別途5,000万円以上は必要でしょう。

夫婦だけが
健康のままで過ごしたとして
55歳時に5,000万円以上の貯えです。

実際は、これ以外の出費として
いろいろと浮かんできます。

 

「子供への援助」

 まだ学生なら言うまでもないですね。
めでたく社会人になっていても今のご時世
4~5年は自活出来ないのではないでしょうか?

ましてや、就職浪人、留年、フリーターという
想定外の事態も十分、想定出来るのが現状です。

老後資金のはずが、子供の為の出費で
気がつけば空っぽ!は避けたいものです。


「 住宅ローンの返済や住宅補修関連」

 会社員時代の私の周囲には
35歳前後で住宅購入を決めて
返済期間30年、35年と言うローンを組んだ
「冒険者たち」が数多く居ました。

55歳の早期退職による退職割増金でローン一括返済が
図れたとしてもその他の生活費や将来の保証までは
カバーしきれません。その後の生活はどうしますか?

60歳、65歳まで会社に残ったとしても
最後までローンは付いてきます。

さらに、ローン完済の頃には
一戸建て住宅はリフォームの「適齢期」
に突入しており「補修費・リフォーム費」が
新たにのしかかってきます。

 

 「入院や通院等の急な出費」

 自動車事故や年齢からくる疾病、
さらには夫婦どちらかに認知症発症など等…
これこそ何時、誰に降りかかるか分からない
突発的な出費の筆頭でしょう。
長期の入院、高額な治療費、介護施設等への入居
考えたらキリがありませんね。

 以上の要件を加味すれば、
安心できる蓄えとして考えるべきは
恐らく7,000万円以上ではないかと思えてきます。

子供の進学先によっても出費は変わります。
私立か公立かで大きく差が出ます。。
加えて子供が2人以上の場合は…?

さらに55歳での想定ならば、
自分たちの前に老齢に達した両親
の存在もありますね。

あらゆる条件や環境を検討すれば
なんとか対応出来る備えとしては
約1億円を想定しなくてはいけません。

これでようやく、
アクシデントへの対応を含めた
最低限の対処可能な貯えと言えます。

 

 日本国内で考えるから
この様な高額が必要となるのであって
物価の安い 東南アジア等に移住すれば
国内で暮らすより資金に余裕が出る。
その分、優雅な(ましな)暮らしが出来る?

アクティブな50代なら
こういう選択も可能です。

ですが、これも
地元のレベルに適応出来ればの話です。

なんといっても語学力の問題。
周囲とのコミュニケーションがなければ
孤立感、疎外感は必至です。

また、日本と違い、
安全にはかなりのコストがかかります。

居住に安全な住宅となれば、
都心の高級マンションにならざるを得ず
そうすると日本並みの家賃が当たり前となります。

食の問題はさらに重要です。
海外に住んで
日本の食材を使うとなれば 却って割高になります。

 

 さらに 終の棲家となる 現地に
どこまで溶け込めるか?
習慣、生活様式の違いに馴染めず
同じような海外リタイア組だけで
固まっていてはいつまでもよそ者です。

海外移住で 第二の人生を謳歌したいならば
事前に 長期滞在や赴任した経験のある土地で
住みよさを経験・理解しておく必要があるでしょう。

 

50代で早期リタイアし、
悠々自適を満喫するには
5,000万以上の貯えに加え、

生活ベースは
自分ひとり(独身)または夫婦二人で
共に現在健康である。

 

住宅ローンは完済している。
子供は全て就職、独立して
養育費や教育費の出費もない。
老親の問題も存在していない。

 

このような
前提条件をクリア出来た場合のみ
と言えるのではないでしょうか。

 

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