50代からの同窓会の持つ意味とは?


 【今日のポイント】

 何故かここ数年で増加した
同窓会の案内。

ただ旧交を温める為の集い…
もちろんその意味はありますが、
50代になると別の意味が生まれてくるのです。

同期会とは違う、その意味とは何でしょうか?

 

 

【50代から急増中!?】

 私の周りでは、50も半ばを超えたころから
なぜか学生時代のゼミやサークルの仲間による
同窓会のお誘いが増えているようです。

まさか、早々と「永の暇乞い」ではないでしょうが
私の例で言いますと、大学のゼミ、サークル、
高校のクラスメイト、サークル、
さらに私は学生寮に入寮していたので、
寮生のOB会もここに加わります。

 

 気の合う同士での付き合いは
これまでもそれぞれでありましたが、
間口を広げてのお誘いは初めてでした。

 ここからは勝手な想像ですが、
多くのメンバーは会社勤めでしたから、
そろそろ定年後の過ごし方を
考え始めたのかもしれません。

定年なり、早期退職なりで会社という
今まで唯一最大の社会との接点であり、
「絆」を失った後、どういった形で
社かと繋がりを持ち続けるか?

この点を考えた結果がこのような現象に
繋がったのではと、思いました。

 

【会社の同期会との違い】

 さて、会社勤めの場合は
当然ながら、同期入社のメンバーは
ごく一部を除いて一斉に会社を離れます。

 以前の会社の同期入社のメンバーとも
既に私が退職して7年以上経ちますが
以前と変わらない付き合いをしているメンバーや
節目の年には泊りがけの同期会を行っています。
前回の還暦同期会では約30名が全国から参集し
賑やかな時間を過ごしました。

定年まで勤め上げたメンバー、
私のように早期退職に応じたメンバー、
それ以前に早々と第二の人生に進路変更したメンバー
等など、いろいろな進路に進んでいます。

 

 同じように気の置けないメンバーとの語らいですが
同窓会と同期会の違いがそこにはあります。

会社の同期会の場合、基本共通する話題は
会社を軸としたものになるのが自然です。

全員が50代で殆どがまだ現役社員の場合ならなおさらで、
その時には早期退職して再就職や転職したメンバーは
圧倒的に少数派で、話題も自分たちが離れた以降の
会社の様子や同期の活躍などに集約されていました。

 

 「同じ釜の飯を食った」連帯感、一体感の
思い出に浸るだけで良しと考えるのであれば
それはそれで構いませんが、既に会社を離れた身に
いつまでも過去の思い出を語り合うだけに集うのは
いかがなものでしょうか?

現役社員ながら、次の人生を託す仕事探しを始めている、
既に会社を離れ、起業・独立を果たしている、
若しくは独立を果たすのが目前である等の場合、

同期会の集まりから得られるものはあるでしょうか?

 

 これが、学生時代の同窓、寮生等の集まりであれば
皆それぞれが選んだ社会に進んでいき
自分とは異なる経験を重ねた人生を歩んできたはずです。

その中には、貴方がこれから踏み込もうとしている業界で
既に活躍している先輩がいるかもしれません。

再就職を考えている業界でも
起業・独立を目指す業界でも

経験者との会話は何よりの参考書です。

 

 加えて、勝手知ったる仲間であれば、
遠慮なく初歩的な質問や、考えを
述べることが出来るはずです。

面識のないその業界の先輩に問うのとは
雲泥の差ともいえるでしょう。

 

 

【有意義な過ごし方を考える】

 「何もそこまで計算して参加しなくても」
そう思う方がいても当然ですが、
既に50代も半ばを過ぎたのであれば、
過去ではなく
将来の為に有意義な出会いや
集まりの場への参加を
心がけるべきです。

 さらに、おひとり様の場合は、
特に外部との繋がりを深め、拡げる為の
最も容易で、かつ確実な方法と言えます。
わが道を行くのもいいでしょうけど、
情報は多い方が、選択肢は数ある方が
いいに決まっていますね。

積極的にこのような場に参加して、活用するべきです。
またはおひとり様の身軽さがあるのでしたら
自らが発起人となって行動を始めるのもいでしょう。

 

 定年までのカウントダウンを自覚した時から
時間の使い方と、使う場所の選択には十分吟味が
必要になります。

過去を懐かしむのもいいですが、
まだまだ現役で働くという選択をしたのであれば、
その時間を新しい出会いや、好機獲得の為に
向けていくことを検討しては如何でしょうか?

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50代で始める「おひとり様終活」について


 【今日のポイント】

 50代おひとり様ともなれば、
そろそろ老後の生活へ
思いを馳せなくてはいけませんね。

総務省や国立社会保障・人口問題研究所による
世帯、人口に関する統計によりますと、
2015年時点で65歳以上の男性の内、
約13%、女性の22%がおひとり様世帯だそうです!

 

 葬儀や墓の問題以前に、
何かあった時の病院や各種施設へ
入院・入所の際の身元保証人、
賃貸住宅に暮らす場合であれば
入居時の保証人にも事欠くのが、
おひとり様の置かれた現状です。

おひとり様の貴方は、
この事態に対する備えは出来ていますか?

 

 

【身元保証人がいない!】

 例えば、賃貸物件の場合、
家主側の60%は「おひとり様高齢者」
との契約には二の足を踏む様です。

高齢者であっても会社勤めをしている、
別居であっても家族・親族が健在である。
これであれば、いざという場合の連絡先は
確認出来ている訳ですし、
身元保証に関しても、それなりの保証人が
期待出来る訳です。

 

 ですが、親族のいないおひとり様となると
まず身元保証人に苦労します。
旧知の友人に依頼しようとしても
彼らも同じく高齢で、おまけに無職の場合等では
保証人としては不適とされるでしょう。

まさか現役時代の部下や後輩を頼る事など
(ごく一部を除けば)出来るはずもありません。

 

 持ち家で暮らしている場合でも安心は出来ません。

事故や病気で入院する場合や、
身体に不具合が生じ、施設への入所を
余儀なくされた場合等は同じ様に
身元保証人を求められます。

万が一の場合の連絡先、手術や治療方法の
同意など、ある意味賃貸物件の保証人より
重い責任を負う場合があるのです。

 

おひとり様の貴方の周囲に
上記のような場合に人生を託せる
知人や友人は存在しますか?

 

 

【死後の問題】

 さらに高齢のおひとり様の場合、
死後にも多くの問題を抱える事になります。
最大の問題は孤独死のリスクです。

 皮肉なことに入院・入所していた場合は
このリスクはありません。
自宅で悠々自適な暮らしをしている
元気なおひとり様ほどリスクは高まります。

さらに、その後の発見の遅れが生じた場合、
住まいが賃貸であれば、物件の現状回復の問題
葬儀や遺品の始末等を強いられる事になります。

 

持ち家の場合はさらに発見が遅れる可能性は高まります。

 

新聞を定期購読していない。
公共料金は全て引落しで済ませている。
趣味もなく、サークルや同好会にも所属していない。
近所との交流も全く無い。

この様な生活であれば、なおさらですね。

 

 

 【新たな試み】

 いざその場になっても 慌てない。
その為のひとつの選択肢として、
最近では「孤独死保険」という
新たなサービスが用意されました。

その中に「孤立死原状回復費用特約」
があります。

対象は家主で、先に書いたような
孤独死に起因する様々な原状回復に係る費用
この保険でカバーするというものです。

 

 以下にその会社のHPにリンクを貼りましたので
興味のある方は参照して下さい。

ジック少額短期保険

 

 現状では「死後事務委任契約」の中で
自分の死後に発生する諸事の後始末を委託する
方法が一般的でしたが、賃貸物件に居住の場合は
この手の契約も視野に入れておくべきと思います。

 

 

【新たな問題も発生】

 最後に 特に50代の場合、
新たに考えるべき「終活」として
パソコンやネット上に存在する
各種の「画像」「文章」
「メールのやり取り」
「個人に関する各種のデータ」
「ネット上での各種契約」
これらの後始末を考えなくてはいけません。

 

 50代の多くは仕事や趣味の関係から
パソコンでのデータ検索や保管、
メールでのやりとり
デジカメの写真の保存や編などで
知らぬうちに多くのデータを
パソコンやネット上に保存しています。

 それが全ておひとり様である
自分に関するものだけ、であれば
死後に「暴露」されても
その影響は気にすることありません。

ですが、問題となるのは
その中にまだ健在な友人や知人、
部下、元家族等の個人情報が
含まれていたとしたら?

まさに、悔やんでも悔やみきれない
痛恨事となります。

 

 自分の管理不行届きのせいで
知人友人に迷惑をかけたくないのであれば

この手の「デジタル遺品」の始末についても
心身共に健全なうちに、事前の備えを始めるべきです。

 

不要になった画像や資料の削除
不穏当な発言が記録されたSNSやデジタル日記の始末。

これとは別にSNSの解約の手続き方法を記録しておくなど
自分で出来る備えと、他人に託す備えを考えるのです。

 

まだ早い、
何時かはやらねば

 

では、手遅れになりますよ!?

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「イエの後始末」を考える時に親子で共有すべき情報とは?


【今日のポイント】

 長年住み慣れた我が家~持ち家を相続させる、相続する場合に
お互いが確認しておく事、準備しておく事とは何か?

相続させる相手がいない「おひとり様」にも
当てはまる「イエの後始末」に不可欠な5項目を紹介します。

 

【生前処分の選択】

 一人暮らしの親が病気や事故の為に
施設に入所、または長期の入院が必要になった場合、
わが家がずっと空き家になってしまう。
子供たちも独立しており、実家を使う可能性は無い。

あるいは、長年住んでいたおひとり様が同様の理由で
家を空けざるを得なくなった場合に、
思い切って家を処分するという選択を考慮すべきです。

 

 親子間の相続で、最近問題化しているのが
「郷里の実家」の扱 い なのです。

子供たちの生活圏から遠く離れていたり、
仕事の都合で暮らせない場合、
空き家と化した実家を相続するということは、
毎年の固定資産税や都市計画税の負担、
家の保守・メンテの義務、老朽化してくればその対策と
「出費だけを生む財産」~不動産ならぬ負動産となります。

形は違いますが、現在一人暮らしをしている
「おひとり様」の場合も、自分名義の不動産を
自分の死後、どう扱か?後始末をしてもらうのか?
して欲しいのかを考えておきませんと、
周囲に多大の迷惑をかけることになります。

 

 老夫婦二人、あるいは一人、おひとり様が
暮らすには「広すぎる」と感じ始めたら
現状の生活規模にフィットした住まいへの転居を
考えてもいいと思いますし、
先に挙げたように、復帰の目途が立たないような場合は
自分の意思が表明できるうちに、売却を視野に入れた
始末について、検討を始める必要があるのです。

 

【自宅診断】

 上記に取り上げたような状況でない場合でも
現状の自宅情報については詳細を調べておくべきです。

・不動産としての評価額
・固定資産税・都市計画税の額
・内装・外装の状態~前回補修を実施した年月日など
・特に水周りの現状と補修の実績など

 

 親から相続する場合に「相続後の発生費用」
事前に知っておけば、相続の是非について
客観的な判断の為の具体的な根拠になります。

同様に、もう一つの相続後に考慮すべき費用
として、保守・メンテを想定すべき範囲が
事前に推計できます。

現時点での「イエの診断カルテ」を
用意するのは、相続させる側の責任と言えるのでは
ないでしょうか?

 

【権利関係等】

 基本中の基本ですが、土地や家屋に関する
権利関係も正確な情報を伝えるべきです。

・実は借地や借家ではないのか?
・権利関係を証明する権利証等はどこに保管してあるのか?
・権利証の名義は間違いなく自分に変えてあるか?
・隣家との境界線は全て明確になっているのか?

 

 子どもが調べても問題はありませんが、
本来は相続財産(である不動産)に関する情報として
親の側が用意すべき内容です。

調べた結果、実は祖父からの相続時に
名義変更をしていないままだったという
事実に初めて気付いたという例もあります。

隣家との境界線争いを長年続けてきたという
事実を相続後に知ったという例もありました。

前述したイエのカルテと併せて
親の側が担うべき後始末の仕事です。

 

 当然ですが、イエ持ちの「おひとり様」は
将来発生必至な受け手のいない遺産に関する
正確な情報を遺す義務として担うべき後始末です。


【スリム化】

 一人暮らしなのに、家の中には
それまでの家族が暮らしてきた時点の
家財や家を出て独立した子供が置き去った
私物等が残っている。

自分の持ち物の中でも、
もう使い道のない衣服や、
仕事に関する資料、
止めて久しい趣味の品々等が
散乱しているというケースは少なくありません。

何の予備知識もなく家財ごと相続した場合に
これらの処分には相当な時間と労力を要します。

 

 予備知識のない子供たちからすれば、
一点一点中身を確認しない事には
重要な思い出の品を処分してしまうのではと
作業に慎重になるのは当然のことです。

おまけに勤めの合間に実家に戻り
この作業をせざるを得ないとなれば、
遺品整理だけで半年以上かかるケースなど
ざらにあるのです!

せめて1年ごとに身の回りの品々のスリム化を
習慣づけておきましょう。

 

 当然ですが、おひとり様の場合も
全く同じ理由から、「断捨離」を
習慣としたいものです。


【連絡先の明記】

 これは「イエ」自体というよりは
イエに付帯する情報の整理という意味になります。

特に相続し、そこで暮らす場合等には
イエに関連する情報は今後も続けるのか、絶つのかの
判断材料にもなるので、やはり相続させる側の仕事として
まとめておく必要があります。

・各種公共料金の振込・引落に使用している金融機関名、口座名
・上記に関して振込か引落かの支払い方法の明記
・地域のローカルルール(ゴミ出しのルール、町内会の義務)
・自治会の連絡先、役員名
・参加サークル(があれば)の名称や連絡先等

 

 以上の5項目は最低限知っておくべきであり
知らせるべき内容です。

これ以外でも、未だ子供に伝えていなかった
イエにまつわる情報等がありましたら
早急に情報の共有化を図りましょう。

 

 これらの記録先としても
エンディングノートやライフプランノート
は、最適なツールと思いますし、
遺言ではないので肩肘張らずに
ある程度時間をかけて準備が可能です。

いかがでしょうか?
一気に書き上げるのではなく、
分かる範囲、やりやすい箇所から
記録していくことから始めてみませんか?

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