終日事務所に缶詰めで仕事をし、
18寺過ぎに帰宅の為表に出たところ、
既に日が暮れて夜の景色でした。

ついこの前までは18時なら
まだまだ陽射しがあったのですが・・・

 

 

 お元気ですか?
50才からの第二の人生応援ブログ、先憂後楽
寺田 淳です。

 

 

 これまでこのブログや別掲コラム等で
起業・独立を考える場合には、

何故その仕事なのか?
やりたい事?
得意な事?
出来る事?
好きな事?

何故自分なのか?
なぜ今なのか?

といった
その業務に賭けるあらゆる要素を
総合的に検討した末の選択でなければ
成功は覚束ないと書いてきました。

その中では、
想定外な事も想定する。
そこまでの考えなくして、軽挙妄動は
絶対に避けるべしと繰り返し述べてきました。

 今回は、仕事面での想定以上に
一度は考えておくべき想定について紹介します。

 この話は以前
マイベストプロのコラムで紹介していますが、
50代男性の第二の人生にも
大きく係わってくることなので
あえて採り上げてみました。

 

 

いきなりですが・・・

 

 貴方は妻に先立たれるという事。
一度でも考えたことはありますか?

 

 遺された家族への備えは出来ても
遺された時の備えは出来ていますか?

 

 年齢に関係なく、別れはやって来ます。
時間をかけての別れが出来る場合、
全くの突然な別れの場合、
その殆どは男性側が「旅立つ」のですが、
「旅立たれる」ケースもごく普通に存在します。

 

 プロ野球では何故か、
王選手、長嶋選手、星野選手、中畑選手
といった著名な選手で伴侶に先立たれている
事例が目立ちます。

もっと身近な例としては、
30代の時に急な死別を経験した
私の友人がいます。

 

  彼は就職まで実家暮らしで
社会人では賄付きの独身寮暮らしで
そのまま結婚に至りましたから、
食事の支度や公共料金等の支払い方法も
他人任せのまま、「その時まで」
過ごしてきました。

奥様が健在の時には、

食べるものはいつもあった。
衣服は洗濯された物があった。
公共料金は支払ってもらっていた。
部屋は片づけられてあった。

それが、今では

食べるものは買いにいかなければなくなる。
洗濯しなければ着るものがなくなる。
部屋はどんどんゴミだらけになっていく。

 

「当たり前と思っていた事を
1人でこなさないといけない事に
初めて気付いたよ・・・」

 

 彼の家庭は夫婦共稼ぎで
奥様もバリバリの上場企業正社員でしたから
当然月収は半減しました。

住宅ローンの返済は実質倍増し、
マネープランは大きく変動しました。

日々の生活費については、
一人になっても、エアコンは使うし
一人でも風呂は満水で使っている。
夜起きていれば一人でも電気代は
今までと同じだけかかる。

一人になっても生活費は今まで通りです。
これまで自炊はした事が無く、
デリバリーと外食の日々で
健診では一気に要観察状態に。

 

まさに、物心両面で彼は追い詰められました。

 彼の様に、連れ合いが亡くなった時の為に、
遺族厚生年金が用意されています。
支給額にも依りますが、無いよりはあった方が
いいに決まっています。

ですが、遺族厚生年金の支給には、
「遺された配偶者の厚生年金が
亡くなった配偶者の厚生年金の3/4に満たない場合、
遺族厚生年金が発生、支給される。」
という規程があります。

 

この為、結果的に彼の場合、
支給条件に該当せずというケースでした。

その後彼は再婚し、何とか生活を立て直せましたが
幸か不幸か、まだ30代だったからと私は思いました。

 

 50代になっても、なかなか自分の最後について
考える方は少ない事と思います。

考えたとして、自分が先立つのを前提としての
生前準備や、相続・遺言についてでしょう。

ですが、少数例とはいえ、
自分が「遺される」可能性はあるのです。

 

 

 起業・独立を考える場合、
業種にも拠りますが、家族の協力は不可欠です。

夫婦二人で営む飲食や小売店を目指す場合、
奥様に経理等内務全般を任せ、自分は営業に
専念するという会社形態。

決して少なくない事例です。

 

 男女ともにいえる事ですが、
病気や事故で長患いとなれば、皮肉な事ですが
却って万が一の想定として話し合う事や
お互いの考えをまとめる猶予が得られます。

ですが、突然の別れとなった場合は
遺された方は手の打ちようがありませんね。

 

 特に、中年以降(私見ですが)の場合
男性が遺されたケースでは立ち直りまでの
回復期間は女性のそれと比べ
数倍にもなっているようです。

女性の方が思い切りが良く、
現実を見据える事に長じていると思えます。

案外仕事面ではリアリストな男性ほど
同じ場所で足踏み状態に陥りがちでした。

 

 

 想定外の中でもトップクラスの
想定となる今回の事例ですが、
これに的確に備える事は不可能です。

ただ、そういう事はあり得る、
という認識だけは持つべきでしょう。

 

 最後に、先に紹介した友人の
実体験から「想定可能な」事を
挙げておきます。

 

1)妻宛ての手紙、郵便物は出来るだけ把握しておく。

 

 全くお互いが不干渉(無関心?)だったので
誰に連絡すればいいか 全く分からず、
結局葬儀には奥様の会社関係の方しか
呼べなかったそうです。

その後訃報を伝え聞いた高校、大学時代の
同級生等の弔問を受けたものの、
言葉の端々に見え隠れする「何故知らせなかった!」
の気配に相当気まずい思いをしたようです。

 

 夫婦と言えど、
プライバシーの問題もありますが
友人関係や交際範囲を知らなくては
連絡も出せません。

 

もう一つ、奥様が利用していた
通販会社の請求書や領収証等の
保管場所が分からず、
後日の振込みの督促や、自動引き落としで
苦労したとの事でした。

 

これは、男性にも同じことが言えますが、
せめて引き落としされる契約だけは
お互いで把握しておくべきでしょうね。

 

2)保険証券 の見直し

 

 未だ子供のいない夫婦だったので
当然妻が受取人という契約でした。
ですが、葬儀後も何かと繁忙で
契約内容に気付いたのが2年後で、
その間、無駄な出費をしてしまったと
悔やんでいました。

 

3)名義預金

 

 もう時効ですから書きますが、
結婚当初から妻名義の口座を
妻本人には内緒で開設したそうです。

サプライズを狙ったのか、
見え透いた節税対策のつもりだったのかは
白状しませんでしたが、
葬儀後の相続問題の際に通常とは逆に
これは明らかに自分から名義預金なので
妻からの相続財産ではない事を力説したそうです。

 

 ただ、この様なケースは実際に少なくない様で
専業主婦の場合なら収入の途が無いことから、
名義預金と見做らせますが、彼の場合は
奥様も「働いていた」為、固有の財産とみられたのです。

良かれと思ってせっせと妻の名義に財産を引き渡した
直後に先立たれてしまい、発生するはずが無かった
相続税を納付する羽目になったという話は耳にしています。

 

 

 今回は、かなりイレギュラーな記事ですが、
決して他人事とは思わないで下さいね。

 

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