お元気ですか!
一人暮らし・老人支援ブログ/先憂後楽
寺田 淳です

 

今回は
飲食関連を中心に
小売業での独立起業の場合についてです。

前回述べたように、この場合は
・大手のフランチャイズに加盟する。
・完全個人経営での独立。
に大別出来ます。

どんな業種にしても
参入する市場は

巨人がいない市場=混戦状態の市場
または
巨人とタイアップが可能な市場

かどうかを見定める必要があります。

フランチャイズで例を挙げますと
ハンバーガーチェーーンのマクドナルドの
現在市場占拠率(シェア)は75,6%です。

シェアに関しては「クープマンの目標値」が有名です。
アメリカはコロンビア大学のB・Oクープマン教授が
提唱したもので

1)独占的市場シェア・・・73,9%
2)相対的安定シェア・・・41,79%
3)市場影響シェア ・・・26,1%
4)並列的上位シェア・・・19,3%
5)市場的認知シェア・・・10,9%
6)市場的存在シェア・・・  6,8%

となっています。

1)は完全安定的に市場を支配している状態で
マクドナルドはこの領域に達している訳です。
2)の事例ではトヨタ自動車が国内で約45%のシェアです。
これらが、いわゆる「巨人」と称されます。

逆に5)ではこれ以下になると
市場で認知されていないレベル。

6)以下になると、
この市場から撤退を余儀なくされるレベルです。

あなたが参入しようとする市場には
1)~2)クラスの巨人が存在しますか?
あるいは、
タイアップ出来る仕組みがある市場ですか?

コンビニのフランチャイズなど、まさにこれに尽きます。

では個人で開業の場合は?

まずは、
常にコスト削減の意思を堅持する事です。

最大のコストは人件費です。

飲食業を例に挙げます。
従来は人のやることを

・ツールで代用出来ないか?
⇒メニューや取説を完備させることで
説明要員を省けないか?
・機械で安定化出来ないか?
⇒下味つけ、生地造り等を安定的に供給。
・ノウハウの共有化
⇒マニュアルの完備で即戦力化。

等を検討することで
人件費を変動費に近づける
努力を継続するのです。

ご存じの通り、
フランチャイズは徹底的にこれを追及しています。

次に、店舗家賃

例えば
来店客の平均が3人連れであるならば
4人掛けのテーブルは
常時1人分稼働しないわけで
そのスペースの家賃は
「浪費」し続けている訳です。

さらには
2人、1人で4人掛けのテーブルを占拠されたら?

こういう視点で
店舗物件の選定や、選定後のレイアウトを
吟味する習慣をつけないといけません。

最後は投資回収率です。
飲食の場合、
最低1年半で投資額を回収できないと
継続は厳しいという例があります。

想定を1年半としたなら、
開業から逆算で一日平均の売上目標の設定、
経費の想定、3か月、半年、1年後の計画策定と
計画は立っていきます。

独立系での開業ならば
この程度は最低限の経営努力です。

私が20代のころ、
大型スーパーが進出した時に
例えば営業時間を早朝にシフトしたり、
夜営業を延長したりと、スーパーの時間外に
勝負をかけて売上を確保していた店がありました。

まさに、「ニッチな市場」に集中する戦術です。

大手からすれば、そこまでしなくても
売上は確保できているという余裕、
参戦してもその分発生する経費との兼ね合いで
得策と判断しにくいという側面がありました。

しかし、今はイオンのような大型店でも
売上は厳しい状況です。
朝は7:00から 夜は22:00~23:00まで
の営業を開始してます。

従来の狙い目だった「時間差営業」は
この時点で対抗手段ではなくなったのです。

今日は大手に対して有効な策であっても
明日までも安泰という保証はありません。

個人での独立開業は
このような環境を認識することから
始まります。

その大手スーパーであっても
コンビニに押され気味なのは周知のとおりです。
次々と 新手が現れるのが業界の常です。

ではコンビニは?

特に巨人とタッグを組む
フランチャイズは?

こちらは同業との競合が激化しています。
生き残りの為の厳しさは避けられません。

交差点の四つ角
全てに異なるチェーンのコンビニが
ある個所など、珍しくもない有様です。

こうしてみていくと、
なんの変哲もない個人営業のお店が
繁盛を継続している裏には
どれだけの努力と研鑽がされているか?


そこまで踏み込んで
なお、決心が変わらない場合に限り
このジャンルで成功する資格を
持てるのでしょう。

次回は、週末起業のあれこれを
述べていきたいと思います。

 

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