お元気ですか?
50才からの第二の人生応援ブログ、先憂後楽
寺田 淳です。

 

 さて、これまで第二の人生、第二の仕事選びについて
備えておくべき事について紹介してきました。

その中で今まであまり深くタッチしていなかった
もう一つの重要なポイント、おカネと第二の人生について
紹介したいと思います。

遺憾ながら、夢と理想だけでは人間生きていけません。
生きていくにはそれなりの「先立つもの」が安定して
確保出来なくてはいけませんね。

 

 では、定年退職まで勤め上げたとして、
その後の人生にどのくらいの出費が待ち構えているのか?

今想定している再就職や、独立後の収入は
生活の為に必要なレベルに達しているのか?

足りない場合にはどういう策を講じているのか?

まだ、何も考えていないのでしたら
以下の事例を参考にして下さい。

 

仮の設定として、65才定年退職、
85才までの 20年間の生活をベースにした
模擬収支計算としました。

 

「収入」

〇 年金

「毎月の額」×「12ヵ月」×「0,8」×「20年」
ここに書いた0,8とは
年毎に変動する物価上昇や
年金支給額の減額を想定したものです。

私見ですが、年金の満額支給が
死ぬまで続くとは思えませんので。

 

〇 給与

「月収」×「12ヵ月」×「勤続年数」
65才で再就職や雇用延長として
想定した85才まで働いているとは思えません。
何時まで働くかは各自で想定して下さい。

 

但し、給与と年金を同時に満額
貰えないケースがある事をお忘れなく。

60~64才の場合、月28万円を
65才以上の場合、月46万円を

超えた月収がある場合、
年金支給額がそれに応じて減額調整されます。

 

〇 資産

65歳時の保有する預貯金や有価証券、不動産等です。

 

「負債」

〇 住宅ローン
〇 マイカーローン
〇 教育ローン

負債の大半は、住宅ローンである事に
異論はないでしょう。

 

「生活関連費」

最も事前の精査が求められるものです。

 

〇 生活費

食費、水道光熱費、衣料品、交通費、
交際費、趣味娯楽関連費等。

これらは毎月の実績、または1年を通しての
実績から20年分を想定し、算出します。

 

〇 医療関連費

継続発生中の持病の投薬、通院費用に加え、
今後発生するかもしれない介護保険も含む通院、入院費等

把握できる範囲で1年間の総額を算定し、20年分に換算します。

 

〇 住宅費

持ち家の場合ならローン以外に固定資産税、修繕リフォーム費用
賃貸であれば家賃です。

これも20年間の累計金額を算定します。

 

〇 葬儀関連費

葬儀の規模、内容によって大きく変動します。
他にも墓、戒名、供養料なども必要です。

 

さて、こうして計算された金額を以下の式に
当てはめます。

 

「年金」+「給与」+「資産」-「負債」-「生活関連費」

 

これで、黒字であれば「合格」です。

「赤字」の場合、収入を増やすか
出費を抑えるかの2択しかありません。

 

 前者を目指すなら、年金額にいくら収入を加算すればいいかから
再就職、独立どちらの場合でも月収の最低基準が求められますね。

その額を確保出来ないのであれば、出費抑制を図るしかありません。

この時も年金との差額分を具体的に何を抑える事で捻出するか
突っ込んで計算しなくてはいけません。

 

いやいや、高齢になれば、自然に物欲も食欲も抑えられるから
生活費は自然に下がる? 事にはなりません。

そう簡単な事ではないのです。

 

 まずは、出費増の要因として
消費税の動向がありますね、
今回は10%への増税が見送られましたが
断念された訳ではありませんし、
それ以上の増税の可能性も、
単に時間の問題かもしれません。

 

これに加えて、
毎年の物価上昇も無視できません。

特に、現時点の政府は
毎年2%の物価上昇を目指しています。
給与だけ上げる訳では無いのです!

 

物価上昇率が年1%の場合、
出費が300万円ならば
翌年は同じものを購入、
消費しても3万円前後、
10年間では30万円出費が増加します。

 

これが2%で10年となれば、
約60万円の増加です。

 

年間の出費が高ければ高いほど、
この増加分は 増えていきますから、
これを見越した収入増を図るか
出費の見直しを図る事も必要になります。

 

参考ですが、
総務省「家計調査年報2012年版」では
60才以上の平均的世帯の場合、
1か月の生活費は24万2608円、
年間では約291万円だそうです。

内訳は、税金・社会保険料、食費、
交通・通信費、教養・娯楽費、水道光熱費、
被服費等、交際費、家具・家事用品費、
教育費、その他となっていました。

これ以外に不意の出費等を考慮しますと
最低でも実質300万以上にはなるでしょう。
この負担が歳を重ねるにつれ、増加するのです!!

仮に2%上昇が10年続いたとしたら、
70歳時点で400万前後の 収入が無いと
安心の生活は保障されないでしょう。

 

 さらに追い打ちをかけるようですが、
クルマを保有していれば自動車保険、車両保険、
常時発生するガソリン代、隔年実施の車検費用
場合によっては駐車場代も発生しますね。

 

 クルマ以上に、耐久消費財の買い替え問題も発生します。
テレビ、DVDレコーダー等は今や必需品ですし
従来からの必需品である冷蔵庫、洗濯機、エアコンなど
概ね7~10年サイクルで買い替え発生とみるべきです。

 

 これ以外にも高齢になって新たに発生する出費として
加齢による補聴器購入や、メガネの買い替え
介護ベッドの購入や、関連用品の必要も予想出来ます。

 

 いかがですか?
65才以降の出費計算の結果は
貴方の想定の範囲内でしたか?

貴方の目指す再就職や独立での収入予測は
これをカバーできる目途が立っていますか?

 

次回は、考えるべき出費について
個別に紹介していきたいと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

寺田淳
寺田淳(行政書士)
東京は新橋駅前で「寺田淳行政書士事務所」を開業しています。
本業では終活に関連する業務(相続、遺言、改葬、後見、空家問題等)を中心とした相談業務に従事し、さらにサラリーマンからの転身という前歴を活かした起業・独立支援に関する支援業務やセミナー講演等を開催して、同世代の第二の人生、第二の仕事のサポートも行っています。

主に以下のSNSで各種情報を随時発信しています。
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