いよいよ10月も最終週ですね、

お元気ですか!
50才からの第二の人生応援ブログ、先憂後楽
寺田 淳です。

 

 前回のブログでは、20代の時に
何かの資格を持って時機を見て
宮仕えから独立を図ろうとした顛末を
紹介しました。

今回は、私が選んだ「士業」の資格での
「独立」について簡単に述べたいと思います。
さて、士業を始めそれに類する資格と言いますと
最近ではいろいろなものが採り上げられています。
これらは大きく分けて2つに分類が出来ます。

 

ひとつは「起業に向いている資格」

もうひとつは「就職の際に有利に働く資格」です。

 

他にも趣味の延長線上、またはボランティア活動の一環
と言ったジャンルでの資格も存在しています。
ワインエキスパートや森林インストラクター等と言った
資格ですが、ここでは割愛させて頂きます。

 

 〇独立に適している資格

弁護士、税理士、司法書士、社会保険労務士、
行政書士、中小企業診断士といった馴染みのある
老舗の資格があります。

最近ではファイナンシャルプランニング技能士、
マンション管理士といった新進の資格もここに
分類されるでしょう。

 

〇就職の際に有利になる資格

看護師、社会福祉士、介護福祉士等の介護に
関連するものや栄養士や調理士、管理栄養士等
があります。

他にも日商簿記2級以上や英検等の語学資格も
この類でしょう。

 

 今回のテーマは「起業」なので
士業での独立について紹介していきます。

さて、独立と言いつつ資格を取得後に
法人や法律事務所への「就職」を望む
ケースもあるようです。

私にはよく意味が分かりません。

確かに一部の士業では資格取得後2年程度の
実務経験が開業の条件と言う規定がありますが、
そういった規定がない士業でも
「就職」希望者が少なくないようです。

確かに、いきなり異次元の世界で
素人が一人でやっていけるのか?

経験に加えて知識も不十分と言う自覚があれば
余計その不安は増大するでしょう。

ですが、既に供給過多の状況で新たに新人を
雇い入れるような事務所や法人はごく少数でしょう。
ネット上で「行政書士の求人」「税理士の求人」
等と言ったあいまい検索をすると、それなりに
求人のサイトが出て来ます。

但し、その多くには、
実務経験者に限る、年齢上限設定等の
制約が付随しています。

50代の新人資格者をあえて雇い入れて
手取り足取り指導してくれるような
事務所や法人はまず無いとみていいでしょう。

雇うなら、20代30代の気鋭の資格者と
考えるのが普通です。

弁護士の世界でも今や「イソベン」「ノキベン」
すら難しい時代であり、思い切って「ソクドク」
=即独立開業しても、シニア新人が仕事を取るのは
並大抵の事ではないのです。

国家資格を取得すれば、依頼は後からついてくる。

未だにこんな幻想を抱いている方はいないでしょうが、
似たような思いはあるのではないでしょうか?

 

ホームページを開設した。
ツイッターも始めた。
フェイスブックも開始した。
チラシも配布した。
仲間内には口コミで宣伝告知した。

結果、入ってきたのはコンサル営業や
広告代理店からの営業電話やメールだけだった…
身も蓋もない言い方ですが、

資格は取る事がゴールではありません。
取って初めてスタートラインにつけたのです。

これが実態です。

 

ですから、どの資格を取るか?
と言う考えと並行して、

この資格を取ったら
どういう仕事で活かせるのか?
活かしていきたいか?

ここまで想定する必要があるのです。

 

 今の私は行政書士と言いながらも
それとは直接関係のないシニア世代の
転職や再就職の情報提供や活動支援、
または起業希望者への「先輩」としての
アドバイス等が主要業務となっています。

ですが、その業務に関連して
本来業務である「官公署への書類提出代行」
「関連書類の作成代行」を同時に行っています。

 

 例えば会社設立の希望者に対しては、本来業務として
定款の作成や会社設立に関する諸手続きを受任します。

私はその設立の動機や、事業計画の中身の精査等
本来そこまで介入しなくてもいい問題を先に確認します。

中には計画を白紙にするケースもありましたが
それは相談者も納得したうえでの結論ですから
私の「稼ぎ」にならなくても悔いはありません。

次回は必ずまた訪問し、
相談してくれる確信がありますから。

 

 大きなことを言いましたが、
私自身まだまだうまくいっているとは
思っていません。
ですが、いずれはシニア世代の抱える2つの課題、
起業・独立や再就職などの第二の人生応援と
遺言や相続と言った本来の業務を連携させた
シニアコンサル業務を目指しています。

私にとっての行政書士の資格とは

シニアコンサルと言う新しい業務における
信頼性の証左に有効活用出来る資格

と考えています。

 

額面通りの業務範囲で生活が出来るならば
この様な考えは無用です。
でも、そう出来ている事例はどのくらいでしょう?

 

やりたい事にリンクする資格は何か?
やりたい事とリンクさせる方法はないか?

開業するにはこの点を突き詰める事、
これが必要だと思います。

前例がない、何をしても構わない。
こういう状況に置かれると多くの場合
立ちすくみ、躊躇するのが一般的です。

その状況を打破するには何が必要になるのでしょう?

 

  あくまでも私個人の考えですが、
自身を顧みた場合、やはりメーカー営業での
いろいろな経験(苦労やトラブルの方)や、
一時期出向した経験から得ることが出来た
自社以外の組織風土の体験や認識、
利益の相反する相手との仕事以外での関係構築等
マニュアルにない活動を経験した事、
そして、それらの経験を活かした新人セールスや
得意先への営業指導の経験等が 独立を決断した際の
大きな支えとなりました。

 

 これまでは士業で開業する場合、
事務職一筋何十年と言う方や
法律事務所で補助員を経験し
そこからの独立といったケースが
圧倒的に多かったようです。

ですが、士業と言えども
営業しなければ仕事は手に入りません。

電話の前で待っていても相談電話は鳴りません。

勝手に電話が鳴る様になる為には、
その前にやっておくべき事があるのです。

まして、
今話題の資格だからとか、
今の会社内の人間関係が嫌だから、
知り合いが開業したから、
本屋で成功本に触発されたから、
DMやビジネススクールの勧誘で…

こういった理由だけで始める事は
避けて下さい。

 

 最近目にした本に、開業したての新米士業事務所の
経営者向けに、既に業界で長く開業し経験豊富な先輩資格者が
「事務所運営100%成功セミナー」「年収1,000万円の成功の秘訣」
等の名目で参加者を募り、入会費や年会費等で自分の事務所経営を
続けている「ヒヨコ食い」商法と言うものが紹介されてました。

私の所にも怪しい投資話や
起業セミナーの是非についての相談が多々ありました。

(貴方の大切な資金によって)
飯が食えるのは、貴方ではなく
成功本の著者や
生徒を集めたセミナー
等の主催者だけ。

 

 この手のもの全てが胡散臭いとは言いません。
ですが、読んだだけ、聞いただけで
成功する事は絶対にあり得ません。

また、同じやり方を後から真似ても同じ事です。

「全てこの本の言う通りしたから
うまく行くはずだ。」

「こんな人でもうまく行ったのだから
私ならもっとうまく行く。」

「これならうまく行くだろう。」

 

たから・だから・だろう

自分の判断や計画の末尾にこの3つが
ついていたなら、まだ機は熟していません。

 

判っているようで、判っていないケースが
多いので、ここに挙げておきました。

 本来このような相談を受けて、適切な助言を
送る筈の資格者が同様の手口に引っかかっていては
本末転倒です。

 では、次回は
私の体験から語る 起業・独立のポイントについて
紹介したいと思います。

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