お元気ですか?
50才からの第二の人生応援ブログ、先憂後楽
寺田 淳です。

 

 私の主要業務の一つは、独立・起業支援と同時に
再就職や転職を真剣に考える方々への事前準備に関する
支援業務等を行う事です。

ここで改めて、再就職や転職の際に活用すべき
公的サービス機関について簡単に触れておきます。
ハローワークはご存知の場合が多いでしょうから
ここでは省略します。

 

「シルバー人材センター」

 高齢者の方が対象となるサービス機関です。
生活費には余裕があるものの
地元との繋がりを深めたいとか、
社会への好奇心が旺盛な方が活用されています。
中には、健康維持の為という場合もあるようです。
・市区町村単位で設置されている公益社団法人です。
・定年退職者等の高齢者を対象に簡単な仕事で地域活性化に貢献する事を目的とします。
・週20時間、月10日以内の短期で臨時、軽作業になります。
・収入は平均して月収45,000~46,000円。             

上記からわかるように、私の世代である50代では
これだけで生活を維持するのは難しいと思われます。

 

 では、我々世代が対象となる就業支援組織となれば
何があるでしょう?

まずは「人材銀行」が挙げられます。

案外知られていませんが、
ここはハローワークの一機関です。

概ね40才以上の管理職、技術職、専門職経験者が
対象となっています。

対象条件に見合えば
月収30~60万円、年収で800万円クラスの
募集が見出せます。

ですが、求められる経験と資格は
それなりの「ハードル」が存在します。     

~精密機器の海外営業経験
~輸入貿易実務の経験○年以上
~英語に加えてもう一つの語学力(ビジネス中国語等)
~1級土木施工管理技士の資格 など等です・・・

最後の施工管理等は
今でも70才以上でも引く手あまただそうです!  

その反面、
事務系の仕事である総務や人事職は
厳しい状況です。

50代ともなれば、実際は総務・人事の
「管理」業務に従事している場合が多く
実務能力を求める企業側とのギャップがあります。

 

 また今は「ゼネラリスト」よりも
「スペシャリスト」を求める企業が圧倒的です。

こうなると、大企業で採用されている
ジョブローテーション制度が裏目に出てきます。 

色々な職場を定期的に異動する事で
広く浅く会社の仕事を経験していく事は、
会社内では有効な手法でしたが、
社外に出た場合は何か一つ、
秀でたものを 持っている事の方が高評価に繋がってきます。

何とも皮肉な巡り合わせですね。

では、我々世代だからこそ持っている強みは何でしょう?

 

 まずは、新卒者や若年層に比べて
社会的常識は持ち合わせている(はず)です。
この点を体得させるだけでも場合によっては
かなりの時間を要するケースがありますから
ここでかなりのアドバンテージが期待できます。

即得意先へ送りだせる=早期の戦力化
が期待出来ます。

実際一部の企業では
積極的な中高年採用を図り始めてきたようです。

 

 この流れに乗れる人材とは
逆に言えば企業が期待する人材とは
どのようなスキルを持った人材なのでしょう?

・高いレベルのコミュニケーション能力。
・社外との交渉を優位に進める事が出来る能力。
・常に問題意識を持っている事。
・目標や課題を自ら設定し、解決策を考える事が出来る事。
・顧客等にわかり易い言葉で説明が出来、的確に伝える事が出来る事。

このようなスキルがあるならば、
例えば2代目の社長がまだ30代などの若い企業や
漸く安定期に入った新進の企業等で注目を集めます。

さらに、これらに加えて
業界に人脈がある中高年の存在は
大いに注目されています。

 

会社側の採用を決める唯一最大の要因は
「会社に付加価値をもたらしてくれるか」
これだけです

 

 

ここで話題を変えまして
貴方は自分の能力開発、行ってきましたか?

ある調査では
会社の研修を利用した事がある
というので約40%、
自助努力=自腹で資格取得等した
というのは10%以下だったそうです。

社内の研修で培われたスキルや実務能力は
所詮社内でしか通用、評価されないものです。

今求められるものは
社外で通用するスキルや実務能力なのです。

 

まだそう多くはない私への相談者ですが、
その中の多くの方は次の点を勘違いしています。

ハローワークや人材銀行が用意しているのは
「次の会社」のリストだけだという事です。

「次の会社」に入るために必要な
スキルや能力開発の準備まではしてくれないのです。         

 

この準備は当然ながら在職中から始めていませんと
間に合うはずもありませんね。

準備不足のまま仕事を探す場合
誰でも出来るような職=代替可能な仕事
を血眼になって探す事になります。

そうなれば当然賃金水準はこれまでより
大幅にダウンする事を認識しなくてはいけません。

現在40代、いや30代の貴方ならまだ時間はあります。

専門性の高いスキル取得を自発的に取り組む事。
自律的キャリア形成が出来る事。

 

 これへの取り組み如何で
10年後、20年後の貴方の仕事の選択肢は
天と地の差に拡がるという事、よく考えて下さいね。                   

 

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投稿者プロフィール

寺田淳
寺田淳(行政書士)
東京は新橋駅前で「寺田淳行政書士事務所」を開業しています。
本業では終活に関連する業務(相続、遺言、改葬、後見、空家問題等)を中心とした相談業務に従事し、さらにサラリーマンからの転身という前歴を活かした起業・独立支援に関する支援業務やセミナー講演等を開催して、同世代の第二の人生、第二の仕事のサポートも行っています。

主に以下のSNSで各種情報を随時発信しています。
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