お元気ですか!
50才からの第二の人生応援ブログ、先憂後楽
寺田 淳です。

 

 

 今日は最近の仕事の中から
遭遇した出来事について紹介したいと思います。

行政書士の主な業務の一つに
会社設立業務の手続き代行があります。

開業するにあたって必要な申請書類等を
関係部署へ提出、またはその書類作成を代行します。

 

 ですが、最近の私の業務は、「それ以前の仕事」
がメインとなってきています。

相談者の多くはまだ在職中の方で
なかなか表だって開業準備を始められないとか
相談する相手に苦慮しているのです。

その結果、自分ひとりの判断で転職先を決めたり
起業の際の職種を選んだりしていました。

そして、概ねそれは思い込みか、独りよがりでした。

 

私が何をするかと言いますと、

転職したい理由。
転職できると思う根拠。
自分で考える「出来る事」「好きな事」「得意な事」。

 

要は、資金計画や事業計画以前の事の
徹底した確認です。

 

一般的な設立支援業務は数字的な事項から始まりますが

なぜこの職種を?
なぜこの業務を?
なぜ貴方が?

の追求はしません。
相談者が決めた事をわざわざ蒸し返したり、
ひっくり返しても時間の無駄、
下手したら受任出来なくなるからです。

でも、この点を徹底的に煮詰めておかないと
後で後悔するのは相談者本人なのです。

 

 次は、自分自身の紹介です。
履歴書の表現ひとつをとっても
大きな勘違いがまかり通っています。

例えば「特技・資格」について
例えば英語力に自信がある場合、
大半の方はTOEICで900点等と書きます。

では 皆さんの中で、900点の意味する内容
正確に判る方、何人いらっしゃいますか?

点数はただの基準で、
基準を理解していないと
真の意味は把握出来ていません。

採用担当者が同等の語学力を持っていない限り
その意味は通じないと考えて下さい。

 

でも、書きたい!
これしか自慢できるものが無い!

そういう場合は、
自分の強みを誰にでも分かる言葉に置き換えるのです。

~英語には多少自信あります、ニューオーリンズに行った時は
地元の酒場でジャズについて語り合った。
ヤンキースタジアムで地元ファンと一緒に応援し、意気投合
試合後食事に行った~

等の体験談を書くのです。

別に海外経験が無くても六本木のクラブで
アメリカンジョークを言い合ったとか
米軍基地の公開日に兵士と会話してきた等、
関心を引く事例は自分で何とでも作れます。

 

試験では高得点だが 一度も現地でも日本でも、
外国人と日常会話をしていない
いわば「畳の上の水練」では自慢にはなりません。

 

 もっと身近な例えをしましょう。
運転免許証の「ゴールド免許」は
無事故無違反・優良ドライバーの証です。

でも、年間走行距離5㎞のゴールド免許と
年間3万㎞走行のゴールド免許の価値は
同じではありませんね。

ペーパードライバーのゴールド免許保有者であっても
外見上は優良ドライバーとアピール出来るのです。
第三者にはその中身までは分からないのです。

書くのなら、裏付けになる具体的な事例を併記しましょう。

 

 特技や自分の経歴については
家族に聞いてもらう事です。
奥様や、中高生くらいの子供にもです。
そこで内容を理解してもらえる程度の
「分かりやすい表現を、平易な言葉で」
書く訓練をしましょう。

 

 さて、こんな訳知り顔で語っている私が
最近思いがけない経験をしました。

ある方の転職支援の最中に
希望の会社の面接の立会いを依頼されました。
(そんな突っ込んだ範囲までお引き受けしております)

面接終了後、先方の人事担当者との雑談の中から
その会社では人事評価の基準が まだ制定されておらず
製造、営業、管理部門の横断的な評価をどうするか
苦労しているという 話が出てきました。

どの部署も「自分こそが会社の屋台骨を支えている!」
という自負があります。
年齢での評価ではあまりに時代錯誤ですし
配属部署で判断されては、望んでいない配属だったと
別の方向に火種が飛び火します。

実は、意外に横断的評価は難しいのです。

 

 実は、私は会社員時代の入社直後は人事部に配属され、
人事評価の基準作成の一端を担ったことがありました。

約1か月かけて工場の製造部門、購買部門、管理部門等、
本社の経理、総務、営業管理や、輸出入業務 等、
研究開発部門の各種研究グループ等、
営業第一線の販売部門等など・・・

それぞれから詳細な業務内容を聞きだし
一定の業務遂行能力に達する年数や
必要とされるスキル等を抽出していきました。

半年後に一枚の各部門共通の
業務の難易度、習熟度がまとめられ
人事評価の際に個人がどのラインまで達しているかで
昇進や昇格の平準化が図れたのです。

 

自分でも強みとは思ってはいませんでしたし
半ば忘れていた経歴でした。

ですがこの話を伝えたところ、
先方から人事評価の基準書の作成を依頼されました。

 

 相談者に対しては
自分の経験してきた業務経験を精査して
強みを見出しなさいと指導してきた私が
自分の経験をすっかり忘れていた訳です!

 

改めて、自分の業績や経歴を第三者の立場から
精査する事の重要性と難しさを痛感した次第です。

 

こうして、また新しい業務範囲が拡がりました!
~最後は、自慢ネタで済みませんでした。

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