お元気ですか!
50才からの第二の人生応援ブログ、先憂後楽の
寺田 淳です。
いつも使っている上記のフレーズですが
今回の調査の結果は「50才ではもう遅い!?」
大幅な修正を迫られるかもしれない
シビアな現実について紹介していきます。
私の聞いた範囲での状況や
提携先からの情報、雑誌や官公庁データ等
いろいろな情報から共通項だけを抜粋して
40才前後±5才既婚者(夫婦と子供2人)ベースで
現在の生活実態についてまとめてみました。
【生活全般について】
⇒「やや苦しい」以上が90%弱でした。
「非常に苦しい」が約20%で
5人に1人は厳しい生活を強いられているようです。
【毎月、貯蓄出来ているか?】
⇒ゼロ=出来ていないが25%
実に4人に1人です!
「 貯蓄どころか、取り崩している」
が16%に達しています。
ちなみに月の貯蓄額が1~3万円未満は21%
1万円未満が17%となっています。
【貯蓄額は?】
⇒500万円未満が70%!
さらにそのうち100万円未満が24%でした。
前問の回答と連動していることが分かります。
【妻は働いているか?】
⇒専業主婦が過半数超えの52%でした。
また働いているうちの30%は
収入100万円未満でした。
恐らくはパート・バイト収入の範囲でしょう。
【家計を圧迫しているものは?】
⇒住宅関連(ローン、賃貸家賃)で72%
保育や学費等子供関連で42%
(複数回答)
【居住形態は?】
⇒持ち家一戸建てが過半数の52%
続いて賃貸の28%
分譲マンションは20%でした。
男の甲斐性は、
今でも持ち家一戸建てなのでしょうか?
【住宅ローンを組んでいるか?】
⇒組んでいるが、90%!!
概ね30年ローンが中心でした。
平均して残り15~20年でした。
まだまだ先が長いのです。
【購入した住宅物件の価格は?】
⇒3,500万円以下が最も多く、74%
そのうち 3,000~3,500万円が37%でした。
【毎月の住宅費は?】
⇒10万円未満が77%、
8万円未満で42%でした。
逆に10万円以上が23%でした。
前回のブログで住宅関連費は
手取りの25%以内でないと生活面に
支障が出ると書きました。
これを当てはめると
仮に毎月の支払いがジャスト10万円の場合
収入=手取り額が40万円でないと
生活面のどこかに破たんが生じる可能性があります。
以上のデータをまとめてみますと
40才前後で4人家族の平均像は…
3,500万円の一戸建てを購入、
住宅ローンを20年残し
毎月9万円前後返済し続けている。
貯蓄は約500万円、
月々の貯金は1万円がやっとで
妻は専業主婦。
生活は「楽でない」以下の
「苦しい」中でやりくりしている・・・
この場合で、最低限必要な
「手取り額は」500万円です。
ここに挙げた事例はあくまでも参考例です。
ですが貴方が再就職、転職、または独立を考える場合
この数字を織り込んだ活動計画は必須です。
今回はかなり刺激的な内容になりました。
決して全ての40代家庭がこうとは思いません。
ですが、レアケースでもない事は事実です。
50才からの第二の人生を考える。
この為には最低でも40才の時点で
自分の置かれた環境を冷静に見据えて、
これから進むべき方向性を考える事。
これもまた「先憂後楽」の考えと一致します。
記事が参考になった方はクリック投票お願いします
投稿者プロフィール

- (行政書士)
-
東京は新橋駅前で「寺田淳行政書士事務所」を開業しています。
本業では終活に関連する業務(相続、遺言、改葬、後見、空家問題等)を中心とした相談業務に従事し、さらにサラリーマンからの転身という前歴を活かした起業・独立支援に関する支援業務やセミナー講演等を開催して、同世代の第二の人生、第二の仕事のサポートも行っています。
主に以下のSNSで各種情報を随時発信しています。
■フェイスブックページ「50歳からの人生設計相談室」
■ブログ「新・先憂後楽」
■コラム「マイベストプロ東京」
最新の投稿
再就職2021.03.04上場企業のリストラ 2020年
50代2021.02.24ローン破たん回避の対策
これからの人生2021.02.1250才で確認すべきマネー
先憂後楽2021.02.05独立・開業とゴルフの共通点とは?