お元気ですか!
50才からの第二の人生応援ブログ、先憂後楽
寺田 淳です。

 

 最近「シニアシフト」という言葉を
耳にする事が多くなりました。

今までは人口動態の意味で用いられることが多く
人口構成が生産人口年齢の16~64才から65才以上の高齢者に
人口の山が移動している事を指していました。

ですが、最近は企業活動のシニアシフト、
即ち今後のビジネスチャンスを 65才以上の高齢者に
シフトしたことを指すようになりました。

 

 きっかけは2012年に「団塊の世代」第一期生ともいえる
1947年生まれの世代が定年に(65才)に達したからです。

これ以降、毎年順番に
大量の団塊世代が65才を迎えるのです。

各企業は当然、大きな市場で
ビジネスチャンスを掴もうと 動き始めています。

 

 中でも、コンビニでは
これまで学生や若い社会人が 中心でしたが
今や来店客の年齢構成では50才以上のシニア?
にトップの座を譲りました。

セブンイレブンの資料ですと
1989年では来店客の構成は
30歳未満の年齢層で63%を占めています。
この時、50歳以上の構成比は僅か9%でした。

これが2011年では
50歳以上が9%から約30%弱に大躍進し、
30歳未満は約30%に大幅に構成比を下げています。

これでは品ぞろえからサービスまで
シニアターゲットに移行して当然でしょう。

既に店頭商品の宅配サービスはおなじみですが、
店頭商品の配達以外にも 一人分からの食事の配達もする
セブンミールなどは、 高齢・一人暮らしの方には
栄養バランスや、 無駄な食材の買い込み防止にも繋っているのです。

 

更には、
移動販売車を駆使して実施を始めた「移動コンビニ」 は、
特に買物難民の地域や地方在住の高齢者に
好評を博しているとのことです。

地元に店舗が無くなったエリアでは
高齢者に限った事ではありませんし、
高齢者にとっては近隣に店舗があっても
健康上の問題からその距離でも
なかなか出向くのが難しい等問題を抱えていました。

こういう実態にコンビニ業界は
いち早く目をつけて取り組んだわけです。

 

 外食産業では 前にも紹介していますが、
吉野家では「小盛り」というメニューで
小食になっている 高齢者に最適なボリューム商品を用意し、
喫茶店では、あえてメニューを絞り込み、
スペースを充分にとった寛ぎの時間と空間を提供する
展開を大手チェーンが始めてます(星野珈琲店)

大森にある有名な「ダイシン百貨店」では
一人用の刺身のパックや、食材を提供していましたが
今や、イオンやイトーヨーカドーでも
一人用のサラダ、惣菜パックは当たり前になってきました。

 

 あまり取り上げられていませんが
紙おむつ市場は今や赤ちゃん用から
大人用に需要は シフトしています。

ここにも少子化の影響と
高齢者の増加が色濃く反映されているのです。

 

 カラオケ店でも 昼間の来店客は
シニアが「お得意様」となり
地域や店舗によっては半数以上がシニア層
という場合もあるという事です。
まだリサーチ不足で何とも言えませんが
カラオケでの飲食の品ぞろえにも
そろそろシニア嗜好が 反映されているのかもしれません。

 

 2010年の総務省「家計調査報告」によれば
60代の世帯での金融資産は平均で2,093万円、
70代ですと2,145万円となっています。

さらに厚労省の同じ2010年の国民生活基礎調査によりますと
60代の世帯数は約1,084万世帯。
70代で約1,191万世帯なのです。

単純計算ではありますが
ここから出てくる60歳以上の世代の持つ金融資産は
482兆円を超えるのです!!

とはいえ、
財布のひもが緩いと言う訳ではありません。
この世代になればまず衝動買いや大人買いは期待出来ません。

 

こういうのが欲しかった。 こんなサービスなら使いたい。

 

等のように、付加価値の高さ、利便性の高さを
各企業は追及しなくてはいけません。

 

 これから起業、開業を考える場合、
既に開業している場合でも同じことですが
今後のターゲットユーザに
65才以上のシニアに 注目してもらう事
に知恵を絞ってください。

なぜなら、
そこには確実に巨大な市場があるからです。
今後も成長を続ける巨大市場がです。

苦労のし甲斐はあると思いますよ。

 

次回は
この世代の方々は具体的にどういう事に
支出を惜しんでいないのかを 紹介していきたいと思います。

 

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投稿者プロフィール

寺田淳
寺田淳(行政書士)
東京は新橋駅前で「寺田淳行政書士事務所」を開業しています。
本業では終活に関連する業務(相続、遺言、改葬、後見、空家問題等)を中心とした相談業務に従事し、さらにサラリーマンからの転身という前歴を活かした起業・独立支援に関する支援業務やセミナー講演等を開催して、同世代の第二の人生、第二の仕事のサポートも行っています。

主に以下のSNSで各種情報を随時発信しています。
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