今日は雨の一日になりそうですね
お元気ですか?
50才からの第二の人生応援ブログ、先憂後楽
寺田 淳です。

 新聞記事をお読みになった方もいらっしゃるでしょうが
配偶者や子供がいない、または相続人が相続放棄した等で
行き場を失くした財産がこのところ増加傾向にあるそうです。

昨年度はこの総額が375億円に達し、過去最高額となりました。
この財産は最終的にどうなるのでしょう?

 

 一般的な流れを説明しますと
先に挙げたような理由で相続人がいない場合、
まず裁判所が「相続財産管理人」を選任します。
相続財産管理人は必要に応じて不動産や株などを売却し
債務があった場合にはこれを返済します。

 また相続人ではないものの
長年一緒に暮したとか 老後に故人の面倒をよく見ていた
などの「特別縁故者」が存在し
彼らから財産分与の申立があれば、これに対応します。

こうした対応を済ませた後に
なお残された財産が 375億円だったのです!

そして、最終的にこの財産は
国庫に没収されます。

 

 私にとっても他人事ではありません。
子供もいないし兄弟もいない私の死後、
現時点で父親の財産と、僅かばかりの私の財産の行方は
このままだと、国庫に没収です・・・

私の周囲にも一人っ子で独身主義者?
を通している同志や 子供のいない夫婦等、
将来の財産没収予備軍(?)は少なくありません。

それで良しとするならば、
この話はここまでです。

 

 ですが、相続人がいなくても、
家族付き合いをしてきた知人や
長年面倒を見てもらった介護従事者に
いくばくかの 財産を感謝の気持ちで渡したいと思うのは
ごく自然な成り行きです。

しかしながら、
生前にこの旨を遺言書に書いてなければ
意思は届きませんし、実行に移されることもありません。

お世話になった方への形見分けとして

支援していた慈善団体やNPO法人への寄付として

生前に遺言書に記録してあれば、故人の遺志は活かされるのです。

 

更に付け加えれば、
遺言書作成と同時に 遺言執行者を定める事です。

 

 相続人がいませんから、
遺言執行人を決めておくことも
生前の準備すべき重要案件の一つなのです。

 子供が多くて、相続に悩む方もいれば
相続人がいないことで悩む方もいるのです。
どちらの場合にしても、生前の準備で
未然に防ぐことが出来る課題なのです。

 今日からでも、財産の「後始末」
真剣に考えてみませんか?

 

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投稿者プロフィール

寺田淳
寺田淳(行政書士)
東京は新橋駅前で「寺田淳行政書士事務所」を開業しています。
本業では終活に関連する業務(相続、遺言、改葬、後見、空家問題等)を中心とした相談業務に従事し、さらにサラリーマンからの転身という前歴を活かした起業・独立支援に関する支援業務やセミナー講演等を開催して、同世代の第二の人生、第二の仕事のサポートも行っています。

主に以下のSNSで各種情報を随時発信しています。
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