お元気ですか?
50才からの第二の人生応援ブログ、先憂後楽
寺田 淳です。

 

 

 先週のお問い合わせの中から、
おひとり様とお墓の絡みについて
お話したいと思います。

 私の職務のひとつに後見業務があります。
このうちの任意後見契約は
依頼人が正常な判断力を有するうちに契約するもので
本人が判断力を喪失した場合に発効するものです。

 さらに、これに関連して
死後事務委任契約があります。
これは遺言を除く契約者の死後の手続き一切を
受任者に委任するというものです。

最近はこれらの契約を希望する相談者が、
私と同様の「おひとり様」である場合が
目立ってきています。

共通した質問は
「私の墓を守る家族も親戚もいません、
これでもお墓を持てますか?」でした。

おひとり様と言っても、内訳をみると

・私同様、非婚のままに生きてきた方。
・既に身寄りを全て亡くした方。
・実は相続人はいるのだが、絶縁状態である。
・残された相続人や親族が高齢で頼れない。
・相続人が海外等、遠隔地に居住している。

等、いろいろなケースがありました。

 

 

 このような場合で 後見契約を結んだ
おひとり様の被後見人が亡くなった場合、
後見人が葬儀~埋葬迄の一式を行うケースも
珍しくありません。

 これとは別に、死後事務委任契約で
葬儀から埋葬までの事務手続一切を
最初から任される場合もあります。

 このような場合、後見人としては
契約前におひとり様被後見人に
予め決めておいて頂きたい事のひとつとして
お墓に関する意思表示があります。

無論、後見云々に係らず
親族の方がいる場合でも、
万一の場合を考えて生前に話し合い、
双方が納得のいくお墓の選定をすることも大切です。

結論を言えば、
おひとり様でも堂々とお墓は持てます。

但し、希望を叶えるには「先立つもの」が必要です。

 

 参考例として、
東京都とその近郊にある都市型霊園の
平均的なデータを紹介します。

「合祀の場合」
即ち「永代供養墓」ならば
一人10万円からとなっています。

 ちなみに「永代供養」が備わっていれば、
身寄りのない方も、寺が永代に渡って
供養するというものですから安心です。

 

「永代供養付きの個別墓の場合」
一室約70万円。
ご夫婦一緒にとなると約90万円から
となっています。

 

「自然葬=樹木葬の場合」
合同葬で一人18万円から。
個人葬では一人38万円。
夫婦葬で68万円となっています。

 

「一般的な墓地の場合」
永代供養付きの墓地となりますと
一式合わせて140万円前後となっています。

 

 実際はこれに葬儀費用やお布施等が加算されますから
それなりの予算の確保は必須となります。

 多くの都市型霊園では
費用の内訳をかなり詳細に明記しているので、
予算に応じた墓を考えることが出来ます。

後見契約や死後事務委任契約を考えている貴方。
上記の事例を参考に 契約時には明確な意思表示が出来るよう
事前の準備をする事を強くお勧めします。

 

 おひとり様であろうとなかろうと
人生最後の意思表示をきっちりする事は
本人だけでなく家族にもいい結果を招く事、
お判り頂けますでしょうか?

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