お元気ですか!
50歳からの第二の人生応援ブログ、先憂後楽
寺田 淳です。

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 お墓について、何度か採り上げてきたせいか
最近はお墓についてのご相談や問い合わせが
増えてきました。

その中から、何件かを紹介しようと思います。

1)世間的にお墓を用意している比率はどのくらいでしょう?

 

 世間よりも自分の事情でしょうとは思いますが、
40代の男女へのアンケートでは
約60%近くの人は「全く考えてない」「考えるだけはした」
というレベルでした。

となると、用意しているのは40%?
実は残りの約20%は「先祖代々の墓を持っている」となっており
これを用意していると判断していいかどうか?

自分で行動してお墓を用意したケースは20%以下でした。

だから、貴女もまだ行動しなくても安心、と言う意味ではありません。

 

2)墓地を購入する場合の平均額はいくらでしょう?

 

 この方は都内在住でしたが、まず墓地は「購入は出来ません」
墓地は「永代使用権という使用権を得る」だけなのです。

 さらに一般的な墓地の場合は墓石が不可欠です。
これも、上には上があるものですから平均いくらと
断言し難いアイテムです、それを承知で概算すれば
概ね、墓地墓石合わせて300万以内かと思われます。

 蛇足ですが、墓地の広告等で「宗派を問わず」とあっても
場合によっては「過去の宗派は問いません、がここをお求めの際は
当寺の宗派に改宗して下さい。」という意味を持たせています。
よく、注意して読み取って下さい。

 

3)どうしてもお墓を用意しないといけませんか?

 

 よく墓地を決めきれなくて
自宅にいつまでも保管していると法律違反で罰せられる。
という方がいらっしゃいますが、一部誤解があります。

 遺骨を墓地以外の場所に「埋葬」するのは違反ですが
骨壺を自宅に保管する事には何の問題もありません。

 また、最近は墓石ではなく、桜の木を墓標とする
「樹木葬」を扱う霊園も増えてきています。
いわゆる「合葬」と言う形式です。

 地中では個人個人の区画が設置されており、
家族用区画もあるようです。
地上には桜の木が1本、立っているだけと言うものです。
お墓であることに変わりはありませんが
墓石費用がない分、安くなるわけで一区画で40万円前後です。

公営の霊園などでは増え続ける墓地需要の受け皿として
積極的に展開を図っているようですが、都内の有名霊園
(青山、小平、谷中等)ではこれも限界に達したようです。

 

4)散骨したいのですが?

 

 故人が愛した海や山などに散骨してあげたい。
または遺言にそうあった等、最近は散骨も市民権を得たようです。

 ですが、他人の土地に無断で撒いたり、遺言であっても
公共性の高い場所での散骨などは当然認められませんし、
場合によっては犯罪行為となり兼ねません。

 甲子園を目指していて急逝した子供の骨を甲子園球場に散骨したい
等が認められれば大変なことになる訳です。

 

5)当分はサラリーマンで転勤族です。
  郷里にも墓がなく、将来安住の地が見出せません。

 

一時避難的な対応でしたら、
「レンタル」方式があります。
まだ発売されたばかりですが、
10年間の有期で30万円の墓地墓石代と年間1万円超の管理費で
使用できるというものです。

 墓石に戒名などを彫り込む場合は別途加算されます。
レンタルと言っても墓石は使いまわしではなく
その都度新しい墓石が用意されます。

 賃貸住宅のお墓版です。

 例えば定年まで10年以内の場合、
一時的にこちらを契約し、定年後に
正規の墓地を購入する準備を進める等の
場合には適当なお墓ではないでしょうか?

 仮に、10年が過ぎても墓地を用意出来なかった場合は
こちらの共同の永代供養墓に入れることも可能です。

 もう一つの例として、
地元に墓はあるものの、転勤族の定めで
遠距離の地方に住んでいて、おいそれと
お参りに行けないという悩みを抱える家族向けに

 ネット墓地

と言うシステムが登場しました。

 これは自前のお墓がある事が前提で
お墓の写真をこの業者に送るとネット上に
写真がアップされて、画面上でお参りが出来るという
いかにもなシステムです。

 無論、遺影もアップ出来ますし、
なんと記帳も可能なプログラムだそうです。
既述した散骨などで元々お墓のない場合には
CGで作成した墓石まで用意されます。

冒頭で述べたように、あくまでも
緊急避難的な対応と認識したいものです。

 

6)ひとり者です、自分の墓をどうしたら?

 

 私も、ひとり者です。
次代にお参りに来る親族もいません。
ですから、私は合葬のひとつである
「納骨堂」方式の墓を用意しました。

 麻布浄苑という麻布十番の一角にある霊園で
地上には観音堂があるだけで、中には
壁面全てが区画に分けられ、小観音像が
安置され、前面に戒名が記されています。

手前には花飾りの台と、焼香台とろうそく、線香が
常時用意されています。

 

 骨壺は地下の納骨堂に安置され、
まさにコインロッカーを 彷彿とさせる外観です。
祭壇は地上、地下双方に用意されているので
どちらでお参りしてもいい作りです。
何と言っても、天候の影響を受けることなく
お参りできる点はお奨めです。

 共同の施設なので個人が掃除をする手間もなく
アクセスも便利な場所なので、足が遠のくことも
ないでしょう。

既に母を安置し、父と私の「スペース」も
購入済みです。

私が入った後は、永代供養され、
期限が来た時点で、集合墓に移され
供養されるものです。

詳しくは麻布浄苑のHPをご覧下さい。

麻布浄苑HP

 

 さらに最近は、より土地の有効活用で
自動搬送式の納骨堂が登場してます。

 これは、ICカードで納骨堂に入り
このカードに対応する骨壺が
クルマのパーキングタワー並みに
地下から搬送されて、祭壇にせり上がってきます。
遺族は祭壇の前で焼香、お参りを済ませるというものです。

 これなら他の遺族と鉢合わせになって
お互い気もそぞろのお参りにはならず
祭壇を独り占め出来、落ち着いてお参りが出来ます。

来るところまで来た、 最新のお墓ではあります。

 

 なお、念のため補足しておきますと
納骨堂方式は別におひとり様向けだけではなく
家族のいる場合でも、アクセスの便利さ、
費用の安さ等、多くのメリットがあります。

都内の霊園でも限られた土地の有効活用として
積極的に取り組んでいる最新の方式であるのです。

 

 

 従来お墓詣りと言いますと
年に一度、暑いさなかのお盆の時期に
一家総出で帰省したついでに
草の生い茂った中を進み、墓石の前で
お参りを済ませ、雑草をむしり
汗だくになって墓石を洗い流す。
花をたむけ、故人の好物を供える。
でした。

今はどのくらい行われているでしょう?

 

 現代でもこの方式を守れというのは
もはや非現実的ですが
時代の流れの中で、遺族に負担無く、また負い目のない
新しい墓参方式があっても、私はいい事と思います。

要は、故人偲ぶ気持ちを持ち続けることが
何より重要な事なのですから。

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