お元気ですか?
50歳からの第二の人生応援ブログ、先憂後楽
寺田 淳です。

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 これで3連続の不動産に関する問い合わせへの
回答と、関連する情報の紹介です。
なかなか本業の質疑応答に戻れませんが
もう少しお付き合いください。

 お問い合わせの概要は
最近執拗にマンションのセールス攻勢に
辟易としている。
増税前に購入しようとは思うが
どうも今一つ決心がつかない。
何か、判断材料に繋がる情報はないでしょうか?
でした。

 

 来年に予定される消費税の5%から8%への 3%増税、
自民党の大勝でこの時期がやや 不透明になりましたが、
今や新築マンションを筆頭に
不動産のチラシの量は 全盛期を思わせるほどです。

 確かに、新築マンションの建物部分にかかる消費税は
仮に2,000万円とすれば、現時点の100万円から160万円になる訳で
60万円の「負担増」となります。

 ですが、4月以降に 予定通り増税された場合
当然ながらマンションの需要は低落するでしょう。

 これはつい最近経験した地デジ特需の場合と同じで
要は需要の先食いであって、反動は必至なのです。

 となれば、マンションの価格自体が
4月以降には 下落するとみてまず間違いないでしょう。

 問題はその下落の幅が、増税部分を上回る程だったら?
却って「割高な」買い物になってしまいますね。

 さらに中古マンションの場合ですが
個人から購入の場合は 建物にも消費税はかかりません。
ですからこの場合は確実に来年4月以降まで「待て」ですね。
新築マンションが値崩れすれば、当然中古マンションも
価格対応せざるを得ない訳ですから。

 逆に言えば、個人で所有マンションを売却したい場合は
何とか、4月前までに成約を心掛けませんと
かなりの値引きを 強いられる可能性が出てきます。

 さらに将来の日本を考えると
不動産の価値自体にかなりの 不安が生じてきます。

 日本の人口はご存知の通り2010年以降減少に転じてきました。
少子高齢化の進行により平均の世帯人数は約2,4人です。
2世帯でやっと子供が1人ギリギリなのです。

 世帯数自体は2019年までは増加予想で、
2020年以降は減少になる 予測ですが
増加の内訳は「一人暮らしの高齢者」で占められています!

 こういう傾向では、
これまでのような家族向けマンション
3DKや3LDK等の間取りは「不要物件」と化します。

 既に一部の地方都市では
アパート・マンションの空き室率が20%以上という
深刻な事態が続出しています。

国立社会保障・人口問題研究所と
土地統計調査の資料によりますと
既に2008年時点で総世帯数は約5,000万世帯で
総住宅戸数は5,700万戸に達しています。

2013年時点の推定データでは
総世帯数は約5,300万世帯に対し
住宅の総数は6,000万戸となっています。

 不動産の購入によって
・相続税の節税対策に
・リタイア後の安定収入確保に
等は、近い将来見直されるでしょう。

 不動産を保有すれば固定資産税は発生します。
また、年々不動産価値が下落し続ける場合もあるのです。

 賃貸マンションを保有すれば 賃貸収入がなくても
税金に加え管理費や修繕積立金は必須となりますから、
安定収入どころか持ち出しの連続となります。

 こうしてみると永年の不動産神話は
ついにここにきて、曲がり角に達したと言えないでしょうか?

 長い間、「男児の一生の夢」ですとか
「男の甲斐性」 と言われ続けてきた不動産でした。

 なのになぜか、私は不動産への関心も執着もなく
社会人になってからは会社の寮から賃貸マンション暮らしを 続け
今になってもUR賃貸のマンション暮らしです。

 これまでも 30年ローンなどでマイホーム購入した場合
晴れて我が物となった時には築30年であり、
早速補修、修繕リフォームで新たな出費が発生する。

 天災に逢った場合でもローンは残る。
ローンに加え修繕費、修理期間中の仮住まいの費用 がダブルで負担になる。
(悲しい哉、これは2011年の震災で現実となってしまいました。)

 それに比べて、賃貸ならば常に新しい物件に住める。
天災で破損の場合はさっさと移転すれば済む。
などと主張して持ち家派の同僚とやりあってきました。

 今になってみれば、
独り身のシニアには「今後重荷以外の何物でもない」
不動産を所有していなくて非常に気楽な思いです。

 

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投稿者プロフィール

寺田淳
寺田淳(行政書士)
東京は新橋駅前で「寺田淳行政書士事務所」を開業しています。
本業では終活に関連する業務(相続、遺言、改葬、後見、空家問題等)を中心とした相談業務に従事し、さらにサラリーマンからの転身という前歴を活かした起業・独立支援に関する支援業務やセミナー講演等を開催して、同世代の第二の人生、第二の仕事のサポートも行っています。

主に以下のSNSで各種情報を随時発信しています。
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