お元気ですか?
50歳からの第二の人生応援ブログ、先憂後楽
寺田 淳です。

 

最近は業務の関係で寺社への出入りが多い私ですが
その際、檀家の方々との話の中でよく話題になるのは
「葬儀一式にかかる費用の相場」
についての相談です。

無論、皆さん既に葬儀全般を済ませて、
納骨し、お墓詣りにきている訳ですが、
未だに釈然としないという方が多かったのです。

都内、都下、郡部など居住地域で
金額のベースに相違はありますが
概ね、費用の内訳は 次のように分類出来ます。

 

Ⅰ:葬儀本体の費用~ 原則葬儀会社に支払う内容です。

祭壇、棺、骨壺、遺影
生花などの飾り
ドライアイス代
スタッフの人件費

Ⅱ:実費~ 葬儀会社が取り仕切って後で精算する内容です。

霊柩車
式場の使用代
火葬代金
会葬御礼
香典返し
通夜等での飲食代

Ⅲ:お布施等~ 寺や僧侶に支払う内容です。

読経料
お車代
戒名代

基本的に、Ⅰ、Ⅱに関する費用は
事前に葬儀会社とのやりとりで
分相応な価格に調整が可能です。

但し、いざ本番の時にそんな交渉は
出来る訳がありません。

大半の場合、大切な家族を失った直後で
動揺しており、雑多な準備に追われ
葬儀会社の言うがままに進めてしまう。

聞き取りをした範囲ではこういう方が多く
今になって後悔しているというケースです。

かといって、病床にある、または事故等で
入院中の当事者に向かって、貴方の葬儀費用は
いくらで等と聞けるはずもありません!

遺言についても同じですが、
この類の問題については、元気な時にこそ
備えを始めるべきなのです。

例えば、私が以前から推奨している
「エンディングノート」
を用意してあれば、万が一の場合でも
遺族に無用な負荷をかけずに済みます。

では、東京での葬儀にかかる費用事情
現状はどうなっているでしょう?

東京の場合、ある種割り切った考えの家族も多く、
自然葬、直葬等セレモニー無しの場合も含まれる為
かなり費用の幅があります。

日本消費者協会のデータによると
最低価格で30万円台から最高では500万円まで

平均でみると概ね230万円前後だそうです。

全国平均では約200万円、やや平均を上回っているのは
それなりのセレモニーがまだ多く選ばれているのでしょう。

どういう葬儀を挙げるかは別にして、
貴方はその時の為の費用を用意されていますか?

故人の預金は口座凍結で使えなくなりますから
貴方自身の口座で管理すべきものなのです。

 

もう一つ、お墓の問題があります。

一般的にお墓を立てると言いますと
墓地を選定し、墓石を購入、建立します。
そして永代使用料と管理料、
寺によっては 別途護持費という名目の
寺の運営費を支払います。

この墓石建立費、永代使用料、管理料の
3つを合計したものが 墓の費用となります。

これも100万円未満から300万円以上と幅があり、
平均では180万円前後だそうです。

葬儀と墓、合計すれば平均で380万円!
結構な金額になるのです。

この他、
一人暮らしの方が亡くなった場合に
遺品整理や住居の清掃等の費用が発生するケースもあります。
これもアバウトですが約30万円前後になるようです。

そうしますと、400万円以上の出費となるわけで
ますます事前の備えを固める必要があります。

さらに、
この際だから今や誰も暮らしてない郷里のお墓を
こちらに移し、新たな一族の墓としたいと
考える方も、多くいらっしゃいます。

こうなると、今のお墓を移す手続き
「改葬手続き」
も加わってきます。

手続き自体の詳細は省きますが、
これまでのお墓を撤去する場合には
墓石の撤去、更地への修復費用全てと
「閉眼式」という行事も行わなくてはいけません。
これら諸々を含めて、約2~300万円かかります。

これまでを一気に行うとなると、
軽く600万円近い出費になるのです。

 

最近はこうした事態の増加に対応して
保険会社では迅速な保険金支払いで
急な葬儀にも対処出来る葬儀費用向けの
少額短期保険を用意しています。

また信販会社では墓を対象にしたローンを用意する等
急な出費に対応する施策を充実させていますので
興味ある方は、
それぞれの会社に問い合わせてみるといいでしょう。

無論その前に、家族間でどういう葬儀を希望するか
元気なうちに話し合っておくことが、最重要な事は
言うまでもない事です。

 

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投稿者プロフィール

寺田淳
寺田淳(行政書士)
東京は新橋駅前で「寺田淳行政書士事務所」を開業しています。
本業では終活に関連する業務(相続、遺言、改葬、後見、空家問題等)を中心とした相談業務に従事し、さらにサラリーマンからの転身という前歴を活かした起業・独立支援に関する支援業務やセミナー講演等を開催して、同世代の第二の人生、第二の仕事のサポートも行っています。

主に以下のSNSで各種情報を随時発信しています。
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