こんにちは!
50歳からの第二の人生応援ブログ 先憂後楽
寺田 淳です。

 

行政書士の資格を取得した時は
まだ20代半ばの営業マンでした。

当時は名古屋に住み、営業のテリトリーとして
三河地区(豊橋~岡崎~豊田エリア)等を
担当していました。

当時も今も移動はクルマで、ほぼ2時間近くかけて
テリトリーに到着し、それからの営業活動でしたから
早い時は朝7:00出発や 夜の20:00から豊橋で勉強会を
実施したりで勤務時間はまさに「営業勤務」の典型でした。

そんな中で、通信講座での受験勉強を開始して
約5か月後の年末に受験、一回目で合格したわけです。

前回のブログで紹介したように
受験科目は多岐にわたっており一般常識や記述式の
問題など、さすがに完全な独学では歯が立たないと思い
通信講座を申し込みました。

今なら、ネット上のセミナーや講座等が豊富にあり
私の時よりも効率的な学習が出来るでしょう。

なにせ、テキストの解説などで疑問や不明な点があれば
専用のはがきにその旨を書き込んで郵送し、
概ね1週間以内に返送されてきた回答で納得、という
非常に穏やかな(?)時間の流れでした。

前にもお話ししましたが
経済学部出身で、今は営業の自分に
法律は全く蚊帳の外の存在でした。

ですから、1回目の受験は合否ではなく、
資格試験というものを体験するだけで十分と
思っていましたところ、合格したわけです。

結果的に、何が合格の要因だったのか?
自分なりに理由を振り返って見ます。

 

 【原点を忘れない】

すべては「決断した原点を忘れるな」でした。
資格を取ろうとなぜ考えたのか?
今の自分が会社の看板でしか存在を示せない。
この状態に危機感を持ったためではないか?

万が一、会社が突然無くなったら?
もはや新卒という看板もなく
履歴書に書けるのは自動車免許だけ
仕事でも何かを成したかと言われれば
無しとしか言えない

これでどうやって再就職出来るのだろう?

この危機感を勉強が停滞した時に
思い起こしていたのは事実でした。

 

【タイミングを見ての有言実行宣言】

受験の事を私が会社の同僚に話したのは
通信講座を始めて約2か月後でした。

たまたま始めたのが5月過ぎからで、
当時の営業先であったカーショップでは
初夏からお盆前あたりまでが年間でも
最大の「稼ぎ時」でした。

そんな時期に
試験受けますと、公言したら
全く別の理由で実績が出せなかった場合でも
人は、「そんな勉強している暇があったら・・・」としか
見てくれません。

営業に限らずですが、
仕事は結果が全てです

ですから、
残業や休日出勤を
勉強を理由に避けることは一切しませんでし
予算達成のための行動時間を
最優先にしたスケジュールを堅持しました。

年間でも最繁忙期を何とか両立させて凌ぎきった時に
初めて年末に受験する事を公言しました。

おかげで その後も
周囲から後ろ指を指されることなく
私も気兼ねなく勉強を進められました。

在職中の受験であれば、
特に受験を口実にしたと
思われるような
言動は以ての外と、思います。

 

【完封負けはしない】

仕事には思わぬ課題発生やトラブル等で
スケジュール通りに事が進むことは滅多にありません。

また、休日出勤のない土日に
半日を勉強に充ていたとしても
突然 同僚や後輩が訪ねてくることもあります。

仕事上でもそうですが、
ある程度はプライベートな関係も重視しませんと
所内の人間関係に悪影響を与えかねませんから、
無下に門前払いは出来ません。

今日はここまでやろうという目算が崩れると
さらにそれが連続してい起こると、
人間弱いもので、次第に意欲が減退します。

ですから、
私の場合、予定が狂った場合にこそ
例え1ページでも、15分でも勉強をしました。

野球に例えるのはおこがましいですが

完封負けは明日のゲームにも響く、
せめて1点をとれば明日に引きずらない。

と言われています。

学習も同じです。
少しでも前進した記録が残せれば、
モチベーションを維持することは可能です。

却ってこういう場合、
私は異様にやる気と集中力が高まって
予定より短い時間で
目標ページをこなせたことが何度もありました。

 

集中力はアウエーで高まる】

予定が変わっても必ず少しでも勉強を進める。
仕事やプライベートに影響をきたすような勉強の仕方は
極力避ける、これらも大切な要因でしたが

勉強の持続=合格の最大の立役者は
出張先の狭いビジネスホテルでした。

当時はテリトリーの関係から
効率を考えて週内3泊4日で得意先を管理していました。

それまでの移動時間(往復で約4時間弱)
が一気に解消されたのです。

ホテルで7:00に起床すれば
得意先が開店する9:30~10:00までに
2時間は時間が取れます。

残業などで21:00にホテルに帰着しても
22:00から2時間近くは時間があるのです。

そう、
試験勉強のために「缶詰になれる時間」がです。

当時は、
携帯もモバゲーもなく
持ち運びに便利な音楽プレーヤーの類も殆どありませんでした。
いったんホテルの部屋に入ればTV見るか、飲むかだけです。

私のように誘惑に弱い人間には
うってつけの環境です。

短期間で集中して事を成すには、
個人的には環境を変えることが
最大の効果を発揮すると思います。

これが、受験まで1年の猶予があるとなれば
さすがに息切れするでしょうが
5か月という短期間の場合だった私には
効果大でした。

ホームからアウエーに環境をあえて変える事

人間、あまりに自由な環境では
却って集中力は十分に発揮できないと思います。

たぶん当時の私が、
9時から5時の事務職だったら?

自宅でダラダラと、ながら勉強を繰り返した挙句に
一発合格どころか、
資格取得は出来ないままに終わっていたでしょう。

ですが、やる気のある貴方なら
別にホテルに缶詰めにならなくても
近くに図書館があれば、事足ります。

また、今なら
24時間営業のネットカフェや漫喫。
最近では一人カラオケ専用ルームもあります。

ここなら他人の目を気にすることなく
本来の目的外の使用になりますが
アウエーの環境を得ることが出来ます。

アウエーになれる環境は私の頃より良好だと思います。

 

【最後はマニュアル】  

マニュアルと言うか、
アナログの方が適当かもしれません。

試験科目は多岐にわたり、
広く浅く記憶にとどめていかなければ
受からないのが行政書士の試験でした。

そうなると、
やはり暗記力は重要です。

ではどうやって?

私の場合は、
資料を読み、理解する場合には
声に出すか、ノートに書きました。

今は、ノート型パソコンや様々な機器がありますから
キーボードを叩くだけで資料が画面に現れ、
自分の考えを書き残せます。

当時は、
資料を音読して、ノートに書いて理解しました。
いかにも、マニュアル的、アナログ的ではありますが
暗記や記憶力のアップには
反復する事が効果的であると言われています。

最近は
ネットを通じての受験セミナーや
通信教育が盛んです。

でも反面
一方的な情報を受け続けるだけで
なんとなく理解したような気分で
終わるケースがあります。

私も仕事柄
セミナーを開催していますが
必ず途中で受講者を指します。
2分前に話したことを質しても
半数以上はしどろもどろです。

指す相手は決めています。
メモを取らない人です。

受験に必要なのは、当日の記憶残量です。

残量を増やすには容量を拡大するしかなく
容量の拡大に早道はありません。

 

【最適な勉強法とは?】

最後になりますが、
ここまでの内容は あくまでも私個人にとって
結果的に最適だった 勉強法だという事です。

人によっては
有り余る時間を利用して
長期計画で受験に臨む方が適当な場合もあります。

ですが、
現在在職中で資格取得を考えている方には
あえて私は短期集中での勉強を推します。

営業畑出身だからでしょうか、
期限を決めて目標を設定し、
いかに目標をクリアするか?

資格取得もこれと同じではないでしょうか?

6か月前後の期間内で受験に臨む。
その為の時間の捻出に苦しむことも
結果的には効率的な学習法を見出すことに繋がります。

ただ注意してほしいのは、
受験を決めてから6か月、と言う意味です。

資格を取りたいかどうか?
なぜ取りたいのか?
なぜその資格なのか?

など等、
根幹の部分をじっくり考える時間は 充分にとる事です。

私が漠然と資格取得について考え始めたのは
実は就職試験の最中です。

履歴書の「資格・特技」欄のなんときれいな事。
余白だけでした。

そこから考えれば、
決断を下すまでに3年かかってます。

但し、決めてからは一度も修正はしていません。

現在、
定年退職されたり早期リタイアして
第二の人生を考えている貴方も
一見時間の余裕はあるように見えますが
真剣な検討を始めると一気に時間は過ぎていきます。

決めるまでは「動かざること山の如く」
決断したら「動くこと雷霆の如く」

古の孫子の兵法の通りだと思います。

今回は、
科目ごとの勉強のコツや出題傾向など
実務的な事には触れていません。

あくまでも、
受験への心構えや学習の時間管理について 書きました。

 

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