おはようございます。
50歳からの第二の人生応援ブログ 先憂後楽
寺田 淳です。

 

この時期は確定申告真っ最中ですね。
サラリーマン時代は
会社が申告をしていたので実感はありませんでしたが、
今や自営業の身の上、
最近生涯2回目の確定申告を済ませてきました。

サラリーマンの場合は「ガラス張り」と言われ
経費に計上できるような科目はせいぜい保険料や
医療費控除くらいでした。
何か、これはという経費項目はないものかと
当時はよく考えていたものでした。

さて、前回のブログでは
サラリーマンの副業について書きました。
減収時代では副業で収入を補てんしないと
生活の維持が難しい時代というものでした。

そんな中
少し以前のニュースで
「架空の副業で赤字申告」
というものがあったのを覚えていますか?

ポイントは
副業の赤字計上によって正規の所得を圧縮、
いったんは納めた 所得税を還付させるというものでした。

実際に副業を始めるのではなく
それを隠れ蓑に「税金逃れ?」を図り
手取り額を「増やす」というやり方です。

事例としては
スポーツインストラクター
塾講師
Webデザイナー等を副業で始めたと
「でっち上げ」ます。

これによって
自宅マンションの家賃
携帯電話代
自家用車の減価償却等を経費計上し、
赤字として計上し、 本業の給与所得と通算させて還付を受けるというものです。

架空計上での税金逃れはあきらかに「脱税」です。
摘発された方には重い追徴課税が課せられたでしょう。

ちなみに
この方法を有償で他人に教えて 手数料収入を得ていた人物は
逮捕されています。

他にも
以下のような「手口」が摘発されています。

架空の不動産所得を申告
確定申告の収支内訳書にある
「不動産所得用」欄に 架空の物件を記載しておくものです。

事実
マンションの一室などを
これまでの自宅用から 賃貸にしたとして
減価償却費、
取得時の借入金、
保険料や管理費を経費計上して
家賃収入をこれ以下の設定にすれば、その差額分が控除の対象となります。

これを悪用して架空のマンション購入を申告し
(詳細は書けませんが)還付金を受け取る事が出来るというものでした。

副業であれば、パソコン1台で何とか釈明も出来るでしょうが
こちらは
マンション購入という形あるものの購入を「でっち上げる」訳です。

そんなの一発でばれる!と思いますが、
実際は国税庁も多忙であり
いちいちマンションの一室程度だと調査には入らないようです。
しかしながら、度胸のいる「脱税」です。


「脱税は殺人と同じ」

国税庁の新人教育の最初がこの徹底だそうです。

私程度が知っているこれらの内容、
今では一発で見破られるレベルの脱税方法ですから
間違っても「トライ」はしないようお願いします(笑)

 

では、
サラリーマンの場合、打つ手は皆無かと言いますと
条件付きではありますが、公認されている節税方法は
あります。

以下に代表的な3例を挙げておきます。

【雑損控除】

一般的には
災害等で家屋や財産が損害を受けたとき
または
盗難などの場合に適用されるものです。

ですが、豪雪地帯では「雪かき」費用もOKです。
一人暮らしの方
高齢者夫婦だけの場合等
それ以外でも、業者に依頼して作業をしてもらった場合でも
この控除は 適用されるのです。

一般的には
受けた損害の補てんの為の経費控除ですが
このような損害を防ぐための行為であても適用されるのです。

但し、確定申告の手引きには記載されていません。
あくまでも自ら申告をし、初めて認められるものです。

では、この考えを拡大解釈すると
例えば台風銀座と呼ばれるような地域での
台風被害予防の為の予防策や、
黄砂の通り道の地域での 二重サッシへの改装等はどうなのでしょう?

雑損控除として認可するかどうかはあくまでも税務署判断なので
これらについては直接確認されることをお奨めします。

【扶養控除】

奥さんが副業している場合、
よく配偶者控除を気にして
年間103万円以下の仕事にしているケースが多いです。

ですが、
例えば実家の両親に仕送りという形で
103万円を超える部分の金額を送れば
配偶者控除はなくなりますが、
場合によっては最大で192万円の扶養控除が受けられるのです。

【住宅特定改修特別控除】

自宅のバリアフリー改修、
省エネ改修工事の場合に適用されます。
階段に手すりを付ける。
寒さ対策での二重窓の設置等です。

但し、
建築士の発行した証明書が必要になります。
また、
一定の決められた材料を使わなくてはいけない等の制約はあります。

ですが、金額は比較的大きいのでこのような工事予定のある場合は
利用を考えて損はないでしょう。

 

余談ですが
例えば、競馬の1レースで100万円をつぎ込み、
バラバラに馬券を購入した結果、1万円分の馬券が的中し高額賞金を手にした場合、
経費の範囲はどこまでになるかといいますと
同時に使った100万ではなくて、的中させた1万円分だけなのです。

ちなみに獲得した賞金には、宝くじと違い一時所得として課税されます。

また、
サラリーマンの場合ですと
特に営業関係の職種ですと、スーツは必需品です。
特定支出控除」適用は当然ではという声もよく聞きます。

ですが、この場合
会社が必要経費と認めてくれませんとこの申告が出来ません。
会社が
このブランドのスーツを作れと指導していない限り 適用はまず難しいでしょう。

 

今回はちょうど確定申告の季節でしたので
これに関連した話題を採り上げてみました。

 

 

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