お元気ですか!
一人暮らし・老人支援ブログ/先憂後楽
寺田 淳です。

 

全部で6回にわたって解説してきました
エンディングノートを実際に書いてみたときの
あれこれ、いかがでしたでしょうか?

私自身は
5回までで書き終えたわけですが
実際に要した時間で言いますと
区役所へ出向いたり、 父親へ連絡を入れての確認。
自身の情報の確認依頼と回答待ちなど等、
諸々の時間を入れますと ほぼ1週間を要しました。

もちろん、
1日にかけた時間は日々異なりましたが
それでも平均で2時間にはなるでしょう。

とはいえ、
情報の入手や、
確認にかかった時間は 意外に少なく
2時間の大半は書く内容の選択や、
書き方の考察、推敲の繰り返しです。

私のように、
あとに残す必要のない ケースでも
けっこう書くとなりますと 逡巡や躊躇はあるものです。

ましてや
家族がある方はさらに慎重な言い回しに
苦労されることと思います。

経験から言わせて頂きますと
やはり、身の始末の関する箇所に
難渋すると思います。

元気なうちから墓の心配?
誰に連絡するかの選択?
葬儀に使う遺影の用意? など等・・・

このへんから 集中力が散漫になります。
まだ、イメージが湧かないからです。

仕方ないです。
なにせ、人というものは
実際に直面しない限り、動かない。
これが、本質ですから。

例えば、
私がまさにそうでしたが
肥満対策で考えてみましょう。

恐らく、
大半の方は 肥満になってから

効果抜群のダイエット法!
劇的効果のサプリメント!
たった5分の運動でみるみる痩せる!

これらに手当たり次第に
取り組んでいませんか?
または、何度挫折しても投資を繰り返していませんか?

でも、
こうすれば肥満にならない 生活習慣!
この運動を今から始めれば肥満は防げる!

この手の予防的な内容の物にはどうでしょう?
「今は、なってないから、関係ないさ。」
「自分には、関係ない。」

積極的に予防に投資、
という方は少ないのでは?

エンディングノートは まさに「死を前提とした予防策」です。

自分が死を自覚する
時間的余裕がある場合

長期療養や
老境に差し掛かった等の心構えが出来た場合は
まだ比較的容易に 取り組めるでしょう。

但し、
死はいつも予告時間を教えてはくれません。
急病、事故、事件・・・
加えて、年齢にも関係なく
ある意味分け隔てなく 訪れます。

今回、
実践していた時も
実は何度も 挫折しかかりました。

冒頭から
本籍地を失念して
いきなりやる気を削がれ
書いたふり、で済まそうとも。

しかしながら、
そのツケは自分にかかる事を思い出し、
時間を見て区役所に出向きました。

死後の始末に関しても
「どうせ、関係なくなることだし」とも 考えました。

が、テレビや雑誌で採りあげられた
放置死、無縁死、孤独死の
なんとみいえない寂寥感を思い出すことで
やる気を奮い立たせました。

自分を見つめ直す。
自分の満足のいく始末を考える。

大変なことでしたが、
これを他人がやるとなると
相当な負担をかける事も実感できました。

今、
書きあがったマイエンディングノートを 見直すと、
メッセージや、感謝の言葉などには まだまだ満足出来ません。
まだ、格好を付けた言い回しが鼻につくのです。

たぶん、
何回も書き直す事と思います。
それでいいと思います。
その時その時の自分に正直な気持ちを 書き残すことが
このノートの役目でもあるわけですから。

 

 

(付記)
今、テレビでは
急逝された評論家 金子哲雄さんについて放送されています。

もうご存知の方は多いでしょうが
自身の余命を宣告されてから この方がされたことは
遺影の用意
お墓の手配
葬儀の内容
お別れのあいさつ文の作成など等

まさに、
自分の仕舞い方に 全力を注がれたと聞いています。

勝手な推測ですが
ここに挙げた以上の準備や手配を
残されたご家族の方にはされていたことと思います。

まだ41歳という若さ
ここに至るまでの心境については
到底私ごときが推し量れるものではありません。

いや、
老境に入った方でも
ここまでの身支度を何人出来るでしょうか。

見事なる、仕舞い方。
この場を借りて、故人のご冥福を 祈らせて頂きます。

 

エンディングノートについてのブログを 書き終えたときに、
全くの偶然とはいえ このようなニュースが重なりました。

私は、
このタイミングで エンディングノートを紹介できたことに
何か、不思議な巡り合わせを感じました。

 

貴方は、 どうでしたか?

 

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投稿者プロフィール

寺田淳
寺田淳(行政書士)
東京は新橋駅前で「寺田淳行政書士事務所」を開業しています。
本業では終活に関連する業務(相続、遺言、改葬、後見、空家問題等)を中心とした相談業務に従事し、さらにサラリーマンからの転身という前歴を活かした起業・独立支援に関する支援業務やセミナー講演等を開催して、同世代の第二の人生、第二の仕事のサポートも行っています。

主に以下のSNSで各種情報を随時発信しています。
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