【今日のポイント】

 50代前後の貴方にお聞きします。
貴方は両親の資産、特に預貯金についての情報をどこまで把握してますか?
さらに、家族の個人情報についてはどうでしょう?

 

【ある調査結果】

 いきなりですが、親の財産管理に関する調査の結果で
50代後半の6割近くが高齢の親の預貯金を把握していないことが分かりました。

  これは8月12日に公開された情報ですが、
これは明治安田総合研究所が全国の55歳から69歳の男女1830人
に対してインターネットで行った調査結果によるものです。

 高齢の親の預貯金を把握している人は
50代後半では男性が37.6%、女性が40.1%にとどまっています。

 60代後半では男性が63.7%、女性が50.5%と増加し、
年齢を重ねると男性の方が親の財産を把握する傾向が強いということです。
また、親の保険の加入状況については
50代後半では男女ともに約3割の人しか把握していないことも分かりました。

 記事の中では親と同居・別居の区分は書かれていませんでしたが
いずれにせよ予想外の低率だと私は思いました。

 

【家族の情報とは?】

 この結果を見て思ったことは、
両親に限らず、配偶者や子供に関しての
必要な情報をどこまで把握出来ているか?
といった疑問でした。

家族間で何かあった場合に求められる情報を
ランダムに挙げてみました。

個人認証に関係するものとしては
・マイナンバーカード(番号)
・または住基カード
・健康保険証
・運転免許証(所持していれば)
・パスポート(同上)

財産関連では
・通帳
・キャッシュカード
・印鑑(実印と認印)
・契約保険(会社名、保険の種類など)
・銀行口座、証券口座等

健康面では
・かかりつけ医の有無と連絡先
・既往歴(アレルギー等は必須)
・お薬手帳
・保険証券

その他にも
・有価証券関連書類等
・不動産関連書類等
・住宅・自動車等のローン関連の書類
・公共料金、光熱費、新聞、ネット料金等の契約と支払明細
・賃貸なら家賃、持ち家なら固定資産税通知書等

 以上については、
夫婦間で、または自分と子供の間で
お互いに情報を把握しているか?

 さらに高齢の親に関しては上記に加えて

・介護保険被保険証(保険証番号・介護区分)
・かかりつけ医がいればその意見書等
・障がい者手帳 ~保有の場合
・親の職歴、病歴、嗜好等のデータ
・親族、友人、かかりつけ医等の連絡先
・年金手帳(基礎年金番号)
・成年後見契約(契約書)~締結の場合

 この様な情報も万が一の場合に
速やかに行動に移るために欠かせない情報と言えるでしょう。

 

 これ以外にも高齢の親に関しては
親の現状の把握が必要になるでしょう。

一例ですが、
・一人で生活出来るか、一定の介助が必要か?
・歩行は室内歩行なら可能かどうか?
・単独、介助付きでの外出の可否は?
・視力、聴力、発声に変化はないか?
・食事に介助が必要か?
・入浴、着替えは、排せつは一人で出来るか?
・自動車の運転に変わりはないか?
・判断力、意思の疎通は今までと変わりないか?

 同居中であれば、日々のチェックは容易ですが、
別居の場合はそうはいかないので定期的に足を運んでの
生活実態のチェックや、それも難しいのであれば
定期的な電話連絡等、会話のやり取りからある程度
状態の変化をチェックすることが可能です。

 

 常日頃からこのように各自の情報を共有、または
一括管理が成されていれば、いつか来る万が一の時にも
最低限の時間と最大限の効率で手続きや行動に取り組めるのです。

 
 貴方は、ここに挙げた情報のうち、
いくつ自信をもって把握出来ていると言えたでしょうか?

 

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投稿者プロフィール

寺田淳
寺田淳(行政書士)
東京は新橋駅前で「寺田淳行政書士事務所」を開業しています。
本業では終活に関連する業務(相続、遺言、改葬、後見、空家問題等)を中心とした相談業務に従事し、さらにサラリーマンからの転身という前歴を活かした起業・独立支援に関する支援業務やセミナー講演等を開催して、同世代の第二の人生、第二の仕事のサポートも行っています。

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