【今日のポイント】

 男は、40歳過ぎたら自分の顔に責任を持て!

 これは彼のリンカーン大統領の今に残る名言ですが、
定年退職を迎えた我々世代のオトコの顔にも
それまでの人生が顔に刻まれていることに気付いたのです。

 

 6月最後のブログはあくまでも個人の見解ですが
実際の経験から導いた内容でもあります。

 

 

【顔つきの差が語るもの】

 オトコの顔、正確には顔立ちというのでしょうか、
この仕事に就いて約10年、
同年代や50代半ばの男性相談者の話を聞きつつ、
その顔を眺めているとその人の今の人生、仕事、
充足感などは正直に顔に刻まれていると感じました。

 

● ネガティブな顔立ち

 今の状況に満足していない方の場合ですと、
なかにはまだ現役の会社員でそれなりの役職者の方でも
極端な言い方をすれば「死相」が表れているような方もいました。

 旧知の間柄の中には、在職、退職の区別なく
痩せたのとは明らかに異なる「やつれた」顔立ちになった者、
太ったのとは異なる「むくんだ」顔立ちの者が見受けられました。
下手に外見の変化に触れてはいけない!
そんな負のオーラが漂う始末です。

彼らに共通するのが、目の輝きでした、いえ輝きの無さでした。

 唯一、瞳に光が宿るのが、現役時代の成功譚を話すときだけ
というのも哀しい話です。

 

〇 ポジティブな顔立ち

 逆に現役時代は、さほど目立たなった(パッとしなかった)方が
退職後に現在の仕事に就いて僅か数年、中には1年未満で
今まで見たことのないような活き活きした表情で
事務所に足を運んでくれた方も少なくありませんでした。

 彼らの場合は、まさに仕事繁多で「痩せた」
または快調な仕事に比例して「ふくよかになった」
変化を見せており、その変化を「イジルこと」に
抵抗がありません。

 

◇ 決定的な違い

 より鮮明な違いとなって感じたのは
「雑談に入ってからの会話内容」です。

 前者のグループは、ほぼ確実にネガティブな話材です。
「老後のおカネの心配」
「職場の人間関係」
「家庭内の問題」
「健康問題」といった深刻な内容に移っていきました。

 これに対し後者のグループは
今の出来事、日々の発見や出会いの感動
成功譚や失敗例などを中心に
時事問題や芸能ニュース等など、
幅広く、つい身を乗り出すような会話になるのです。

 前者の話題についても、苦境や悩みに向き合い
打開策を考えたり、自分の考えを聞いてもらう
といった「前向きな姿勢」で「ネガティブな話題」を語る
のであれば、まだ会話を次に進めることが出来るのですが
そういうケースは、非常に稀です。

 あくまでも私の経験の範囲からの考えですが、
前者のグループの場合、ほぼ自分の考えは言いません。
~どう思う? 俺は間違っていないだろ?
~俺の考えに同意するだろう? してくれよ!
と言外に匂わせても、自分からその想いや考えは口にしません。

 穿った見方をすれば、
口先だけで何も考えていないのかもしれません。
仮に考えがあっても口外したくないのかもしれません。

雑談の場でも「シャッターは下ろしたまま」です。

 こういったタイプは、
(退職後の)これからが見えていない。
これからの人生を見ていない。または見ようとしない。

 なぜなら今の自分の立ち位置に
不満、不安があるためそこまで考える余地が無いのでしょう。

残り少ない現役の今に固執し、
これからの決して短くはない第二の人生に
向き合おうとしない。

 前職(まだ現職の場合も含めて)が
いくら輝かしいものでも
この状態の方の顔には先に述べたように
生気がなく、独特の疎外感を漂わせています。

 

◇ 現状を反映する顔立ち

 冒頭に紹介したリンカーンの言葉を
私なりに改変して言わせてもらえば、

60歳になった男の顔には、これまでの人生の履歴書が刻まれている。

と確信しています。

 

 

【世代間交流の重要性】

 話を変えます、

 

〇 若年層の友達

 60前後の貴方には会社の繋がり、仕事の繋がり以外で
気兼ねなく会話や食事を楽しめる20代の友人
(決して部下ではないですよ!)
は何名いますか?

 特に女性でこの様な関係の友人がいますか?
(決してクラブやスナックの営業フレンドではありませんよ!)

 現役の会社員時代は、
社内には当たり前のように存在しましたし、
仕事繋がりでも20代30代の「得意先の男女」は
存在していたはずです。

 では会社を離れた今現在、
その年代層との交流はどうなっているでしょう?

更に会社や仕事とは無縁の同様の若手世代の友人はどうでしょう?

 

〇 同年代の友達

 次は、同年代の友人の確認です。
同期入社のメンバーで、
配属先で知り合った同僚で、または先輩で、
退職後の今でも私的に繋がっていますか?
いるとして、何名ですか?

 会社員時代は人脈の広さを誇示するために
「なんちゃって友人」は多いに越したことはない。
ですが、会社を離れた時にはそんな「義務・義理は不要」
ですから、一気に減少するのが当たり前です。

 

〇ここでも分かれる回答

 この問いかけに対し、
先のネガティブグループの多くは
「今でも部下から相談を受けて」
「同僚たちから毎晩のように誘われて」と、
明らかに見え透いた嘘を並べ立てます。

 対してポジティブグループは
「せいぜい3人くらいかな?」
「最大で考えて… 5人」
といったように、正直な反応を示しています。

個人的見解ですが、
気の置けない友人は3~4人で十分
だと私は考えます。

 せっかく会っても
未だにお互いが現役時代を引きずったまま
見栄を張った会話しか出来ない関係、
昔の仕事の話の他に会話が続かない関係
のやり取りの何が楽しいのでしょうか?

 公私にわたりざっくばらんな会話を交わせる仲間は
最大でも片手以内(5人)で十分。
これは多くの知人友人からの意見でした。

 

〇 なぜ若年層との交流が必要なのか?

 とはいえ、
いつもいつも馴染みの顔ぶれでは
さすがに会話の行き着く先は
愚痴、健康、年金、家庭問題となってしまいます。

この話題が3回も続くと、食傷気味になって当然です。

 それだからこそ、
世代の離れた「友人」を持つことが重要になってくるのです。

特に同じ時代を過ごした範囲(40代以上)よりも
全く時代が隔絶?された20代の経験則や社会観は
非常に新鮮で、思いもよらない気付きを与えてくれます。

 彼らにとって斬新、新鮮なものは我々世代の当たり前であり、
我々にとって未知のものが今のトレンドであり常識となっている…

 別に若者に阿って迄交流を図るというのではなく、
お互いが「これ知ってる?」的な立ち位置で接触すればいいのです。

 とは言うものの、
やはり恩恵を多めに受けるのは我々世代だと思います。
なぜなら、冒頭に挙げたポジティブなグループは
大なり小なりこういった世代を超えた友人、
言い換えれば人脈を持っていたからです。

 
 更に、よりフレキシブルな考えや
行動を行っている方の多くは、
20代女性との交流も確保していました。

無論、生臭い関係の人脈ではありません。
若年層のものの見方、考え、行動基準を知るうえで
男性だけではどうしても偏ることは避けられません。

 

〇 新たな交流は新たな仕事の発見にも

 言い方は悪いですが、私の場合は
新たな業務の可能性を探る為の
「市場に張ったアンテナ」として
活用させてもらうという「打算」も働いています。

ですがその分、いやそれ以上に
実際に体験した人生経験からの
仕事上のアドバイスや
時には叱責も与えています。

 仮に一方的な利用となれば、
いくら経験未熟な若い世代でも
その魂胆くらいは感じ取りますから、
自然と疎遠になります。

年齢に関係なく ギブアンドテイクが自然に出来る関係を保つこと。

これが出来ている方の表情は
羨ましいくらい余裕と充実感を漂わせています。

 

 今の貴方の顔にはどういった履歴書が刻まれているでしょう?

 

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投稿者プロフィール

寺田淳
寺田淳(行政書士)
東京は新橋駅前で「寺田淳行政書士事務所」を開業しています。
本業では終活に関連する業務(相続、遺言、改葬、後見、空家問題等)を中心とした相談業務に従事し、さらにサラリーマンからの転身という前歴を活かした起業・独立支援に関する支援業務やセミナー講演等を開催して、同世代の第二の人生、第二の仕事のサポートも行っています。

主に以下のSNSで各種情報を随時発信しています。
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