【今日のポイント】

 日経新聞の記事によれば
第一生命経済研究所の調査で
42~45才男性を対象に、
高齢期に向かうにあたって
どういう準備をしているか
と問い掛けをしたところ

トップは財産形成で34%、
次が民間医療保険への加入で26%でした。
ですが、地域での人脈作りと答えたのは
僅か5%だったとありました。

 同じ紙面では2005年のOECDの調査では
仕事以外で友人と交流した経験がない
と答えた日本の男性は17%で、
調査した21か国では最多だったとありました。

 

 加えて、最近の傾向で非婚のままシニアに達した
男性の増加も続いています(私もそうですが)

 

 今日はこの問題について紹介したいと思います。

 

【貴方の生活圏内に気の置けない友人はいますか?】

 さて、50代の貴方は、今現在、会社以外、仕事以外に繋がりがある
友人や親友と言える存在を有していますか?

 多くの場合、会社時代の親友は何名かはいるものです。
でも、彼らの住まいはどこにあるでしょう?
会社という共通の居場所がなくなる定年後には、
逢うためにはわざわざどちらかが出向く、
又は会社近くまで双方が出向く必要がありますね。

 世間話や暇つぶしならいいでしょう、
でも万一自分の身に何かあった時に(その逆も含めて)
会社時代の友人に頼ることが出来ますか?

 体調不良といいた重大事でなくても
先に書いたように愚痴を言いたい時などでも
すぐに会える距離にそういう話が出来る友人が
いることは老後の人生にとって大きな「人財」となります。

 特に、おひとり様シニアの場合、
近場に頼れる他人(友人)を持つことは
より重要な意味を持つことになるのです。

 

【無理はしなくていいけど積極性は欠かさない】

 だからといって 誰彼構わずいきなりアプローチするのは
却って不審人物視され、警戒されかねません。

~いつまでに友人を見つけなくては!

特に以前営業マンだった人程、
目標達成の時間を気にしてしまいますが
無理に表面上の友人を増やしても意味はありません。
数よりは質を重視しなくてはいけません。

 胸襟を開いて会話を楽しめる友人は3人も出来れば
上出来と私は思っています。

 人数や期日に縛られることは無いですし
焦ることも無いのですが、目的意識だけは維持したいものです。

 

【絶対の禁止事項 前歴自慢】

「地元知らず、世間知らずの新参者の中年です。」

 抵抗はあるでしょうが、これが貴方が周囲から見られている姿です。
というか、こういう姿が今の自分という前提で向き合いましょう。

 現役時代の活躍は どうしても他人に話したくなるもの、
ましてや初対面の人にはいくらでも盛って話が出来ます。
先に胸襟を開いてと書きましたが、一方的な自己紹介は
ただの迷惑でしかありません。

毎日業務に追われ早朝出勤、深夜帰宅
休みの日は接待ゴルフ。

その賜物が会社時代の地位や名誉でも
地元では何の意味も持たないのです。

 仮に20年以上暮らしている街でも
上記の様な立ち位置であるならば
貴方は地元では新参者なのです。

 地元(地域)社会という
新たな組織に配属された新人らしく
謙虚な気持ちで、かつ積極的に行動することです。

 

【では、どこで?】

 ありがちな事例ですが、
まずは地域内サークル、同好会、自治会が挙げられます。

 品川区では区報の中でサークルや同好会等が
メンバー募集を掲示しているケースや活動レポート等が
掲載されています。

 関心のある項目であれば、興味本位で構わないので
活動内容の確認に出向いたり
問合せすることもいいでしょう。

 自治会の仕事というと
いろいろ問題点が指摘されることもありますが
立場も年齢も異なる人との交流が図れるのも事実です。
いきなり自治会の役に就くのは難しいのであれば
まずは自治会長宅に出向いて、
先に挙げたようなサークル活動について問い合わせる
というアプローチから始めれば
自然に交流は出来るのではないでしょうか?

 ここで挙げたのはあくまでも「身近な場所に知り合いを」
持つ為の行動の一例です。
趣味の関係なら全国区で交流のある人物がいてもおかしくないですし、
会社を離れて、転居しても繋がりが続く親友もいるでしょう。

それはそれで大切な「人財」ですが、それに加えて、
生活圏内に同じような関係を築ける人財を持つことも
日常の孤立、孤独化を防ぐには必要な行動だと思います。

 

 少なくとも、待つ姿勢だけでは何にも進展しません。
何故なら、貴方の存在を周囲が知らないからです。
知らしめるのは自身の行動から。

 最近問題化している「中年引きこもり」
陥るか、回避するかは 貴方の考え方にかかっているのです!

 

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投稿者プロフィール

寺田淳
寺田淳(行政書士)
東京は新橋駅前で「寺田淳行政書士事務所」を開業しています。
本業では終活に関連する業務(相続、遺言、改葬、後見、空家問題等)を中心とした相談業務に従事し、さらにサラリーマンからの転身という前歴を活かした起業・独立支援に関する支援業務やセミナー講演等を開催して、同世代の第二の人生、第二の仕事のサポートも行っています。

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