【今日のポイント】

 生前整理の一環として、
家庭にある不用品等を片付けるという仕事があります。

その時々に整理をしてくれば
さほど苦にもなりませんが、
溜めに溜めた「モノ片付け」は
かなりの時間と労力をかけなくてはいけません。

 

 多くの場合、体力と気力に自信がある間に
早々と行動に移すケースはごくわずかで、
いざ片づけをしなくてはと自覚した時は
年齢的にも肝心の体力が覚束なくなってしまった。

このような事態に陥らない為にも、
今回は家の部署毎に整理ポイントをまとめてみました。

 

 

【玄関】

 まず目につくのが履かなくなった靴や
デザイン的に、年齢的に?履けなくなった
靴で、意外にその数が多いことに改めて
驚くことがあります。

 一般的には男性よりも女性のほうが
靴のストックは多く、
デザインや流行重視の選択の為に、
所謂流行遅れになってしまった靴は
まだまだ新品同様であっても
「履かない」けど「もったいない」
処置に困ってしまう存在となっています。

さらに使った形跡のない靴のメンテキットの類や
急な雨のたびに増えてしまうビニール傘。

暫定的においたはずが定住しているゴルフバッグや
健康の為と購入したものの乗った事のない折り畳み自転車。

 

 なまじ広いスペースのある玄関が
こういった状態になりやすいようです。

男女を問わず、おひとり様でも
こういう状態が十分考えられるのですから
家庭のある場合はさらに2倍3倍?の
「放置品」があってもおかしくはないですね

 

【水回り】

 風呂場には何種類もある掃除グッズや専用洗剤の類。
ここにも使った形跡がない品がちらほらしていませんか?

洗面台には贈答品の包装も解いていない石鹸やタオル類
収納スペースには包装を説いたタオルや
何年も前の入浴剤やトラベル用の化粧品類を
整理するまでの暫定処置として置きっ放しに
していませんか?

トイレにも同じような理由で、
新製品が出るたびに購入してきた
お掃除グッズや洗剤、消臭剤の数々。

キッチン周りにはそれこそ賞味期限切れのスパイス類
調味料、目的別に買い揃えた食器用洗剤の数々。
冷蔵庫の中にも賞味期限切れの食材や醤油やソース等の調味料、
災害時用に備えたもののとっくにその期限すら超えてしまった
サバイバルキット内の食品等。

趣味も兼ねて収集したウイスキーや日本酒、ワインも
どんどん溜まる一方になっていませんか?

 

【収納品:キッチン】

 ここでもキッチン周りを採り上げます。
ここには遥か以前に貰った(と思われる)
誰かの結婚式の引き出物の食器類が
多いようです。
中にはまだ未開封という場合も?

食器棚の中にも時間の経過と共に
使うことは無くなった食器類(既に他界した両親の食器や
独立して家を出た子供たちの食器等)が
「もったいない」の一言で、放置されていませんか?

旅行の思い出で購入した絵皿や
その時はお気に入りだった酒器も
なぜか使うことなく温存されたまま
といったケースも少なくありませんね。

 

【収納品:クローゼットや物置、納戸】

 要注意ポイントの筆頭ですね。
他人から見れば「ガラクタ」としか思えないものが
数多く潜んでいる「溜まり場」と言えます。

使わなくなった健康器具、
使った形跡すらない健康器具
いつ購入したかも記憶にない通販グッズ
衝動買いしてしまった便利グッズの数々
ひと夏使ったことのない時代物の扇風機
お役御免のワープロや旧式のプリンター
再生機器もないレコード類やビデオテープ
何故か愛着があって残している初代のパソコン

~等など、片付け作業における
最大の難所といえるでしょう。

 

【書棚】

 この場所は人によっては最大の課題でしょう。

記念に貰った本だから
作者のサイン入り、初版本だから
ネットでは高値のついている古本だから
全巻そろっているから
全巻揃えているから
ここまで持ち続けてきた本だから

 

 引越しの時も捨てる捨てないの判断の為
読み始めて作業の手がストップすることは
よくあります。

本に限らず個人の趣味嗜好が絡む品の場合は
かなり時間がかかることは否めません。

 

【衣類】

 男性もそうですが女性の場合は
靴と同様で、より時代の思い出や
執着が強いものとなります。

何時か着る(時が来るだろう)
今年は機会が無かったけど、来年は着る(着たい)
ダイエットして着れるようにする
子供の入学式等晴れの舞台で着た品だから
親子2代に引き継がれたものだから(着物の場合等)

男性ならネクタイ、帽子、ベルト
女性なら諸々の服飾品の数々

衣服以外にも「手ごわい品々」が待ち構えています。

 

【リビング・書斎内】

 テレビ周辺にも書斎のパソコン周辺にも
以前の取説や保証書が保存されていたり
何故かリモコンだけが残っていたりします。

ここでも店頭で、通販で
つい衝動的に買ってしまったパソコン周辺の
便利グッズ等が使われた形跡のないまま
保管されていることも…

 

【実施するときの心構え】

 ここまで紹介してきた場所の他にも
家の構造によっては「吊戸棚、天袋、押し入れ」
といった「モノが隠れている場所」
がまだまだ出てきます。

 一軒家とマンションでも
当然収納スペースが変わります。
間取りによっても増減します。
一軒家であれば庭にも収納用の
「物置小屋」を設置しているケースも
ごく当たり前の光景です。

 

 ここで採り上げた7か所だけでも
余裕を持って取り組むならば、
1ヵ月はかかると見た方がいいでしょう。

 

一カ月をかける場合でも
「今日はこのスペースだけ」
「今週は収納品の徹底整理」

というように、一日の作業量を設定し
取り組む優先順位を決めてから実施することが
大切になります。

昼夜兼行で丸一日とか、土日をつぶして
一気呵成に片付けよう。

とりあえず手の届くところから、
目についた箇所から始めよう。

こういったやり方は「その場しのぎ」
でしかなく、整理の進捗も正確に把握出来ない
ことから、急速に意欲を減退させてしまいます。

片付ける順番を決めて
一日にかける作業時間を決めて
目標をクリアすることを続けることで
整理の進捗が明らかになり、
モチベーションも保持できるのです。

「一撃必殺」ではなく
「各個撃破」を続けることが、
目標を遂行の為には最も有効な方法なのです。

 

 サラリーマン経験者であるならば
異動に伴う引越し作業を思い出して下さい。

引っ越しの場合は
「分別する時間が無い!とりあえず持っていこう」
という選択肢も許されましたが、
自宅の生前整理の場合にはその選択肢は許されません。

 

 特に終活を前提とした「生前整理」の場合でしたら
将来予想される周囲への負担を軽減することを最優先とし、
様子見=保留という選択は最初から除外して
「捨てるor残す」だけのデジタルな処置を心がけるように
して下さい。

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