【今日のポイント】

 50代おひとり様ともなれば、
そろそろ老後の生活へ
思いを馳せなくてはいけませんね。

総務省や国立社会保障・人口問題研究所による
世帯、人口に関する統計によりますと、
2015年時点で65歳以上の男性の内、
約13%、女性の22%がおひとり様世帯だそうです!

 

 葬儀や墓の問題以前に、
何かあった時の病院や各種施設へ
入院・入所の際の身元保証人、
賃貸住宅に暮らす場合であれば
入居時の保証人にも事欠くのが、
おひとり様の置かれた現状です。

おひとり様の貴方は、
この事態に対する備えは出来ていますか?

 

 

【身元保証人がいない!】

 例えば、賃貸物件の場合、
家主側の60%は「おひとり様高齢者」
との契約には二の足を踏む様です。

高齢者であっても会社勤めをしている、
別居であっても家族・親族が健在である。
これであれば、いざという場合の連絡先は
確認出来ている訳ですし、
身元保証に関しても、それなりの保証人が
期待出来る訳です。

 

 ですが、親族のいないおひとり様となると
まず身元保証人に苦労します。
旧知の友人に依頼しようとしても
彼らも同じく高齢で、おまけに無職の場合等では
保証人としては不適とされるでしょう。

まさか現役時代の部下や後輩を頼る事など
(ごく一部を除けば)出来るはずもありません。

 

 持ち家で暮らしている場合でも安心は出来ません。

事故や病気で入院する場合や、
身体に不具合が生じ、施設への入所を
余儀なくされた場合等は同じ様に
身元保証人を求められます。

万が一の場合の連絡先、手術や治療方法の
同意など、ある意味賃貸物件の保証人より
重い責任を負う場合があるのです。

 

おひとり様の貴方の周囲に
上記のような場合に人生を託せる
知人や友人は存在しますか?

 

 

【死後の問題】

 さらに高齢のおひとり様の場合、
死後にも多くの問題を抱える事になります。
最大の問題は孤独死のリスクです。

 皮肉なことに入院・入所していた場合は
このリスクはありません。
自宅で悠々自適な暮らしをしている
元気なおひとり様ほどリスクは高まります。

さらに、その後の発見の遅れが生じた場合、
住まいが賃貸であれば、物件の現状回復の問題
葬儀や遺品の始末等を強いられる事になります。

 

持ち家の場合はさらに発見が遅れる可能性は高まります。

 

新聞を定期購読していない。
公共料金は全て引落しで済ませている。
趣味もなく、サークルや同好会にも所属していない。
近所との交流も全く無い。

この様な生活であれば、なおさらですね。

 

 

 【新たな試み】

 いざその場になっても 慌てない。
その為のひとつの選択肢として、
最近では「孤独死保険」という
新たなサービスが用意されました。

その中に「孤立死原状回復費用特約」
があります。

対象は家主で、先に書いたような
孤独死に起因する様々な原状回復に係る費用
この保険でカバーするというものです。

 

 以下にその会社のHPにリンクを貼りましたので
興味のある方は参照して下さい。

ジック少額短期保険

 

 現状では「死後事務委任契約」の中で
自分の死後に発生する諸事の後始末を委託する
方法が一般的でしたが、賃貸物件に居住の場合は
この手の契約も視野に入れておくべきと思います。

 

 

【新たな問題も発生】

 最後に 特に50代の場合、
新たに考えるべき「終活」として
パソコンやネット上に存在する
各種の「画像」「文章」
「メールのやり取り」
「個人に関する各種のデータ」
「ネット上での各種契約」
これらの後始末を考えなくてはいけません。

 

 50代の多くは仕事や趣味の関係から
パソコンでのデータ検索や保管、
メールでのやりとり
デジカメの写真の保存や編などで
知らぬうちに多くのデータを
パソコンやネット上に保存しています。

 それが全ておひとり様である
自分に関するものだけ、であれば
死後に「暴露」されても
その影響は気にすることありません。

ですが、問題となるのは
その中にまだ健在な友人や知人、
部下、元家族等の個人情報が
含まれていたとしたら?

まさに、悔やんでも悔やみきれない
痛恨事となります。

 

 自分の管理不行届きのせいで
知人友人に迷惑をかけたくないのであれば

この手の「デジタル遺品」の始末についても
心身共に健全なうちに、事前の備えを始めるべきです。

 

不要になった画像や資料の削除
不穏当な発言が記録されたSNSやデジタル日記の始末。

これとは別にSNSの解約の手続き方法を記録しておくなど
自分で出来る備えと、他人に託す備えを考えるのです。

 

まだ早い、
何時かはやらねば

 

では、手遅れになりますよ!?

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