【今日のポイント】

 おひとり様は何でも自分でやらねば!
その中でも大きな問題になるのが
不動産の取り扱いです。

暮らしている自宅
郷里にある空き家の実家

今のうちに考えること
簡単に紹介していきます。

 

【おひとり様の定義】

ここでいうおひとり様には

生涯非婚でのおひとり様
配偶者に先立たれた子のいないおひとり様

また将来は上記の例に当てはまる子のいない夫婦も
おひとり様予備軍と言えるでしょう。

 

 家族構成を見ても一人っ子同士の夫婦、
一人っ子で非婚者などの場合等は
親族にも期待出来ません。

まさに正真正銘のおひとり様です。

 

【持ち家の負動産化】

 さて、家を始めとする不動産が負動産 なる。
これは「付加価値」が「負荷価値」になることです。

この様になる背景には3つあります。

・暮らす予定のない郷里の実家を相続した。

・住んではいるものの街や地域全体が衰退した。

都会にある不動産でも後を継ぐ者がいない。

今回のテーマは、最後のケースに当たります。

 

 今は心身共に健康で都会暮らしを謳歌していても
いずれは体調を崩したり、判断力の低下をきたすことは
避けられない選択肢の一つでしょう。

病気や事故の結果、今まで何の問題もなかった
住環境が一気に生活に支障をきたすケース。

さらに重症の場合は施設への転居、長期入院も
現実問題として浮かび上がってきます。

仮に、再び自宅に戻る可能性が著しく低いと
判断せざるを得なくなったら?

親族に後事を託すことはまず出来ない訳です。
賃貸に出そうにも手続きや改修等は自己責任で
執り行わなくてはいけません。

そのまま現状放置を続ければ・・・
今問題になっている「放置空き家」として
周囲からの厳しい指摘は必至です。

 

 そうなる前に、元気なうちに売却に出して
身軽になって手ごろな賃貸物件に転居する。

頭では分かっていても、
いざ自分の問題として実行に移すとなると、
なかなか決断出来ないのが人情というものでしょうか?

 

【実家と持ち家】

 さらに、持ち家以外に郷里に実家がある場合、
相続が発生すれば、おひとり様は2つの
イエ=負動産候補?を担うことになります。

 他にもレアケースになりますが、
おひとり様の貴方に兄弟がいて
その中に貴方と同じ様におひとり様で、
不動産を所有していた人物がいたとします。

その人物が先に亡くなった場合には
相続人が他にいなければ、その不動産は
貴方が相続することになります。

不動産の所有を知っていれば
その価値について調査することも可能で
場合によっては相続放棄で処置することも可能です。

ですが不動産の存在を知らぬまま(聞かされないまま)
その他の相続財産を受け継ぐことになった場合や、
相続の承認という判断が下されれば、不動産だけ放棄
は認められません。

どんな不本意な不動産であっても、相続確定後は
貴方の責任で管理すべき財産になるのです。

 

【負荷価値を失くし負動産化を防ぐには】

 確実に相続人はいないのだから
後は野となれ山となれ、ではいかにも無責任です。

ある程度の年齢に達したら、
長引く病気療養や通所・通院を始めたら、
またはエンディングノートの作成を始めたら
真剣に、具体的に持ち家の始末について
考えることを始めましょう。

 

始末の一つの方法としては
リバース・モーゲージ が最近注目されています。

 これは、簡単に言えば、
高齢者が居住する住宅や土地等の不動産を担保として
一括又は年金の形で定期的に融資を受け取り、
受けた融資は、利用者の死亡、転居、相続等で
この契約が終了した時に担保不動産を処分する事で
元利一括で返済する制度です。

 この制度のメリットとしては、
持ち家はあるものの、将来の不安や病気、
不測の事態を懸念して蓄えを崩せず、
現金収入も少ない高齢者等が、
自分が保有している不動産を担保にして、
年金のような形で毎月の生活資金の
融資を受けることが出来る点です。

住み慣れた自宅に今まで通り暮らしながら
老後の生活資金も確保出来る。
さらに融資は本人が死亡時点で自宅を売却し、
清算する為、生前に自宅を手放すこともありません。

 

多くの企業がこの制度を採り上げていますから
興味がある場合には問い合わせしてみるのもいいでしょう。

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