【今日のポイント】

  最近は郊外にあった住み慣れた我が家から
都心回帰を図るシニア世代が目立っているようです。

終の棲家と定めたはずの住まいを見直す理由について
紹介したいと思います。

 

 お元気ですか!
50才からの第二の人生応援ブログ、先憂後楽
寺田 淳です。

 

【郊外に念願のマイホーム】

 今日のテーマに当てはまるのは概ね60代以上、
70代を中心としたシニア層です。

この世代の場合、なかなか都内の既存の住宅地で
マイホームを手に入れたケースは少なく、
多くの場合私鉄沿線にある新興住宅地や、
まだ宅地造成中の隣接県のニュータウンが主でした。

マンションでも一戸建てでも大規模な住宅地であり
周囲やタウン内に衣食住に関する諸設備も整備され
教育・医療機関も充実の一途で、ひとり旦那さんが
遠距離通勤の労苦を我慢すれば、満足のいく暮らしが
出来ていました(苦笑)

 

 

 ただ、この当時はこのようなエリアに「分譲以外」の
物件はほぼ皆無で、「賃貸物件」はマンションの場合でも
極めて少ないケースが多かったようです。

 

【移住を決めたポイント2つ】

 暮らし始めたのは早い人で20代!
今回の調査の範囲では30代半ばで決断した方が
最も多かったのですが、購入して約30年。

ヒトもイエも 老化(劣化)が始まったのです。

~土日の楽しみだった自慢の庭の手入れが
最近は腰痛のせいで苦痛でしかなくなった…

~それでも世間体があるので庭師に頼んで
手入れはするものの、出費が馬鹿にならない…

~仕事はリタイアしたものの、再就職先への通勤や
知人と会うための都心への移動が負担になってきた…

~これまで健康の為と歩いていた日々の買い物も
重い荷物が持てなくなった、歩くのが億劫になった…

~今まで無縁だった病院に持病が発症したために
毎日通院することに。その距離が今になると堪える…

 

 加齢からくる衰え以外にも、
まだ50代でも急な事故や疾病で健康を損ねてしまい
今までの日常が過ごせなくなった事例も
決して少なくはなかったのです。


自身の健康状態に自信がなくなってきたこと


これが、一つ目の移住=終の棲家の見直しの要因でした。

 

 もう一つの要因は、
当時は想定していなかった現象にありました。


地域人口の減少によるマチの住環境の変化
 

です。

 

 今の時代、親子2代にわたって同じイエで暮らす
というのは、自宅で商売をしていない限り、
ほぼ可能性はゼロに等しい状況です。

多くの子供は就職し、サラリーマンになる為、
転勤によって別居したり、就職先自体が
遠く離れたエリアの為に別居することとなり
その後その地域で自宅を構えてしまうため
実家に戻って家を継ぐことが出来なくなるのです。

 

 購入当時はまだ学校通いの子供が賑やかな
親子3~4人の家庭も、今は夫婦二人、または
連れ合いに先立たれての一人暮らしというケースも
確実に年々増加しているのです。

加えて同じような間取りの物件で構成された
物件の為、購入層もほぼ同世代に固まる傾向があり、
マチの構成員が同時進行で高齢化していたのです。

 

 前述した様に当時は賃貸物件の重要性はあまり
意識されておらず、一度入居したら最後まで同じ
人物が住み続けるのです。
ごく例外は売却して転居するケースがありましたが
この場合も同世代間での売買だったようです。

今は必ずマンションには賃貸専用棟が設置されて
入居者の入れ替わりを容易にして地域の新陳代謝を
考慮していますが、このような苦い経験からの
対応策であることは間違いありません。

 現役の労働力人口の担い手が減少するとどうなるか?
以下にランダムに挙げてみましょう。

消費活動が低迷する
競争力のない商業施設から衰退、撤退する。

通学する子供が減る
生徒数減少の結果、学校が統廃合の対象となる。

自治体の税収が減る
年金受給者が大半を占めるようになれば…

交通機関が合理化を図る
本数の激減、路線の変更など…

 

 

 高齢化によって無理が利かなくなったうえに
マチの利便性が並行して悪化の一途を辿るようであれば
当然、暮らしやすい住処への移転を検討するようになるのです。

 

 

【シニアの終の棲家こそ都心にあり】

今まで述べてきたように

医療・介護施設の問題
商業施設の問題
公共の交通機関の問題
さらには、人口減からくる治安の問題

 若いうちは気にもしなかった(はず)
これらの問題も60代以上になれば深刻な課題となります。

 さらに、おひとり様のシニアの場合、
自分以外に頼れる存在はないのですから、
これらの利便性の有無は「死活問題」なのです。

 

 これまでは定年後は自然環境に恵まれた田舎に暮らし
優雅に?悠々自適の日々を過ごすことがシニアの
理想の第二の人生と言われてきました。

今では、真反対な環境こそが、シニア、特におひとり様の
場合には「恵まれた第二の人生」を過ごすには欠かせないのです!

 

それこそが、都心の主要駅近くのマンションなのです。

 

 都心の、さらに駅に近いマンションとなれば
かなり居住スペースとしては手狭になるでしょう。
とはいえ、それを上回るメリットは出てくるのです。

これまでのようにバス停まで歩き、
そこから最寄りの鉄道の駅に出て、
さらに電車で都心に出るのに比べ、
最寄り駅まで徒歩圏内であれば、
外出にかかる時間は短縮され、
移動の負担も格段に軽くなるのです。

旧友との再会も容易になり、
観たかった映画や美術館、博物館巡りにも
前向きになれるのです。

今や殆どの駅近隣には過剰なほど
コンビニや薬局が立ち並んでいます。
下手をすれば(いい意味で)マンションの1階が
その様な施設かもしれません。

医療施設や、公共の施設にも恵まれ
エリアによっては至近距離に複数が存在することも。

 

 自分が望めばサークル活動やジムの利用などで
社会との接点を持つことも容易です。

都心にいれば、今では一人カラオケや
一人焼肉といったおひとり様に特化した
サービスも充実しています。

 

 今は夫婦二人の暮らしであっても
いつかはどちらかがおひとり様になるのは
避けられないことです。

そういった場合でも、駅近マンションであれば
かなりの部分で生活の支えとなるのです。

 

 おひとり様シニアの抱える問題の一つに
社会参加の機会を持てないことがあります。
孤立、孤独の環境が続くことでうつとなったり、
孤立死、放置死にも繋がる危険性があります。

外に出ることで、自分の存在を知ってもらうことで
上記のようなリスクを軽減させることにもなるのです。

 

【空き家になった我が家】

 さて、残る課題は空き家となる我が家の始末です。

まだ気力体力に自信があるのであれば、週末だけの
別宅扱いという利用も可能です。

あるいは稀なケースでしょうが、子供世帯が入居し
暮らしを引き継ぐケースもあるでしょう。

貸家、売家とする選択肢もあります。

 

 おひとり様の場合、後始末できるのは自分だけ、
という自覚は常に持たなくてはいけません。
移住して、あとは放置。では空き家トラブルの
発生源にもなり兼ねません。

今現在、郊外の一戸建てに暮らすおひとり様は
この点を早急に、真剣に考えることを強くお奨めします。

 

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